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J-GLOBAL ID:201702256850509962   整理番号:17A1065518

ゲニステインで誘導発現するダイズ根粒菌TetR familyの共生への関与

著者 (1件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 1064-1066  発行年: 2017年09月20日 
JST資料番号: F1907A  ISSN: 2432-5511  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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著者らは,ダイズ根粒菌に関する研究の一環として,共生の初期段階で発現するダイズ根粒菌遺伝子の網羅的発現解析を行った。本稿では,共生領域外の解析過程でゲニステインによって顕著に誘導発現されたゲノム領域(BjG30と命名)に関する研究について紹介した。この領域は,TetRファミリーに属し,その産物は,RND型多剤排出ポンプ,ポリヒドロキシ酪酸代謝酵素,転写調節蛋白質から構成される。感染初期にRND型多剤排出ポンプが構築されて感染の競合能を高めるとともに,細胞毒性も併せ持つゲニステインの細胞濃度を調節し,共生領域の遺伝子発現を調節している可能性を指摘し,BjG30が共生初期に関与する新しいパラダイムを提示した。今後,BjG30のRND型多剤排出ポンプ機能を詳細に検討し,優れた根粒菌を育成し,マメ類の生産能強化への活用を目指したい。
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分類 (2件):
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異種生物間相互作用  ,  豆類 
物質索引 (1件):
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