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J-GLOBAL ID：201702256868163687   整理番号：17A0662717

CuCl@HY吸着剤によるエチレン/エタン混合物の吸着分離:平衡および可逆性

Adsorptive separation of ethylene/ethane mixtures with CuCl@HY adsorbent: equilibrium and reversibility

著者 (4件)： GAO Fei (Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  WANG Yaquan (Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  WANG Xiao (Tianjin Univ., Tianjin, CHN) ,  WANG Shuhai (Tianjin Univ., Tianjin, CHN)
資料名： Journal of Porous Materials  (Journal of Porous Materials)
巻： 24  号： 3  ページ： 713-719  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： W1100A  ISSN： 1380-2224  CODEN： JPMAFX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石油化学業界において最も重要な原料として,エチレン(C₂H₄)は,通常エタン(C₂H₆)の水蒸気分解や脱水素化で得られるが,そのエチレンは,不可避的に未反応エタンと混合されている。様々な化合物を製造するため,混合ガスから分離して高純度エチレンを回収する必要がある。そこで本研究では,エチレン/エタン分離に有効な吸着剤の開発を目的に,CuCl₂を前駆体として固体分散法によりCuCl官能化HYゼオライト(CuCl@HY)を調製し,続いてCOにより活性化した。そして,異なるCuCl装填量を有するCuCl@HY吸着剤の性能について調べ,エチレン吸着/脱着サイクルの可逆性を評価した。その結果,5mmol/gHYの銅担持量を有する吸着剤が最良で,高いエチレン吸着容量,高いC₂H₄/C₂H₆吸着選択性,そして良好な可逆性を示すことを明らかにした。2)333Kまでの温度でのCuCl@HY上のエチレンとエタンの吸着平衡等温線は,Sipsモデルによって説明できた。などの知見を得た。

シソーラス用語： *HYゼオライト ,  *塩化銅 ,  包接化合物 ,  *吸着剤 ,  混合気体 ,  吸着 ,  吸着平衡 ,  選択性 ,  吸着等温式 ,  等温過程 ,  熱量測定 ,  物理吸着 ,  化学吸着 ,  官能化 ,  可逆性 ,  繰返し試験 ,  アルカン ,  アルケン
準シソーラス用語： MOF【配位高分子】 ,  Sipsモデル ,  吸着容量 ,  等温熱量測定

分類 (1件)： 吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (2件)： エタン ,  エチレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 吸着剤 ,  エチレン ,  エタン ,  混合物 ,  吸着分離 ,  平衡 ,  可逆性