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J-GLOBAL ID:201702256890239278   整理番号:17A1423393

Q235鋼に及ぼすフィチン酸をベースにした化成皮膜の微細構造と電気化学的挙動に及ぼす亜鉛イオンの影響【Powered by NICT】

Effect of zinc ion on the microstructure and electrochemical behavior of phytic acid based conversion coatings on Q235 steels
著者 (6件):
資料名:
巻: 325  ページ: 248-256  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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フィチン酸化成皮膜とZn~2+をドープしたフィチン酸化成皮膜は600sに対応するコーティング浴中で鋼試料を浸漬してQ235鋼上に作製した。コーティング浴中のZn~2+の添加による鋼表面に対するフィチン酸の被覆形成過程と吸着作用の変化を調べた。走査型電子顕微鏡画像が,フィチン酸化成処理は針状結晶から成る多孔質ネットワーク構造であることを示したが,Zn~2+をドープしたフィチン酸化成処理はいくつかの微細な亀裂を除いて1均一層であった。エネルギー分散分光,X線回折およびX線光電子分光学的キャラクタリゼーションは,コーティング形成プロセス中のZn~2+の役割は二側に結論できることを実証した(i)Zn~2+はフィチン酸の吸着反応を促進する鋼表面に厚いフィチン酸化成皮膜を形成することができた;(ii)Zn~2+の一部は,フィチン酸,ZnおよびFeの複合体のZnOと凝集を形成することができ,生成した化成皮膜にドーピングした。そして電気化学的測定結果は,Zn~2+をドープしたフィチン酸化成皮膜の腐食保護効率はフィチン酸化成被覆のそれよりも高いことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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化成処理 
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