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J-GLOBAL ID:201702256895530149   整理番号:17A0637887

ab initio Bethe-Salpeter方程式のアプローチおよびTamm-Dancoff近似での有機分子の低準位励起エネルギーおよび三重項不安定性に関する評価

An assessment of low-lying excitation energies and triplet instabilities of organic molecules with an ab initio Bethe-Salpeter equation approach and the Tamm-Dancoff approximation
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巻: 146  号: 19  ページ: 194108-194108-8  発行年: 2017年05月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一重項および三重項励起エネルギーの正確な予測は,重要な基礎的興味のある精力的な研究および多くの応用に関して重要な分野である。一重項および三重項エネルギーに関する大部分の計算では,近似的な交換相関汎関数と結び付けた時間依存密度汎関数理論(TDDFT)を用いる。本研究では,類似な計算コストで低準位中性励起を予測するための代替的方法,ab initio Bethe-Salpeter方程式(BSE)アプローチを検討し,批判的評価を行い,その結果を高度に正確な波動関数に基づく方法と比較した。電荷移動様励起を示すThielセットのメンバー,アセン系列,および複数の芳香族炭化水素を含む27の原型的な有機分子の一重項および三重項励起を考察した。TDDFTにおけるそのインパクトと類似して,Tamm-Dancoff近似(TDA)がBSEアプローチにおける三重項不安定性を克服し,より高水準の理論に対して三重項と一重項の励起エネルギーの両方を改良することを見出した。最後に,最適調整した範囲分離ハイブリッド汎関数の利用のような,実効的なDFT出発点の上に構築したBSE-TDA計算は,気相有機分子の一重項と三重項励起エネルギーを正確に与えることを見出した。(翻訳著者抄録)
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