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J-GLOBAL ID：201702256919247294   整理番号：17A1309686

二成分混合物における長寿命非平衡侵入型固溶体

Long-lived non-equilibrium interstitial solid solutions in binary mixtures

著者 (4件)： Rios de Anda Ioatzin (H.H. Wills Physics Laboratory, Tyndall Ave., Bristol BS8 1TL, United Kingdom) ,  Turci Francesco (H.H. Wills Physics Laboratory, Tyndall Ave., Bristol BS8 1TL, United Kingdom) ,  Sear Richard P. (Department of Physics, University of Surrey, Guildford, Surrey GU2 7XH, United Kingdom) ,  Royall C. Patrick (H.H. Wills Physics Laboratory, Tyndall Ave., Bristol BS8 1TL, United Kingdom)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 12  ページ： 124504-124504-10  発行年： 2017年09月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 剛体球の二成分混合物の不均一結晶化プロセスに関する粒子分解実験研究を行った。その成分は0.39のサイズ比をもっている。これらを,均一核形成の分子動力学シミュレーションと比較した。実験とシミュレーションの両方により,最終集合体は格子間固溶体であり,大きな粒子は結晶性の最密充填格子を形成するが,小さな粒子は,ランダムな格子間サイトを占めることを見出した。この侵入型溶液は,サイズ比は0.3[L.Filionら,Phys.Rev.Lett.107,168302(2011)]および0.4[L.Filion,Ph.D.論文,ユトレヒト大学,2011]のときの平衡で見られるものに類似している。しかし,これらの以前の研究とは異なり,今回のシステムシミュレーションは,小粒子が,大きな粒子によって形成される秩序構造の八面体ホールにトラップされ,調べた時間スケールにおいて長寿命非平衡構造をもたらし,以前見出された平衡侵入型固溶体ではないことを示した。興味深いことに,大きな粒子によって形成されたる結晶中の小粒子の割合は,格子間サイトの占有率がシステム濃度と共に増加する以前の予測とは異なって,調べた充填画分のほとんどに対して,約14%の最大値に迅速に達した。最後に,小粒子のさらなるホッピングは観測されなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *混合物 ,  *侵入型固溶体 ,  剛体球 ,  結晶化 ,  核形成 ,  計算機シミュレーション ,  結晶構造 ,  八面体 ,  ホッピング伝導 ,  非平衡状態
準シソーラス用語： ホッピング ,  *二成分混合物 ,  最密充填 ,  秩序構造 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  その他の物質の化学熱力学(混合系)  (CB02034Q) ,  数値計算  (JE02000J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 二成分混合物 ,  長寿命 ,  非平衡 ,  侵入型固溶体