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J-GLOBAL ID:201702256924430978   整理番号:17A0462689

岐阜県熊石洞産の後期更新世のヤベオオツノジカとヘラジカの化石(その1)角・頭骨・下顎骨・歯

Yabe’s giant deer and elk remains from the Late Pleistocene of Kumaishi-do Cave, Gifu Prefecture, central Japan (Part 1): Antlers, a skull, mandibles, and teeth
著者 (4件):
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号: 70  ページ: 1-82  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: L7990A  ISSN: 0078-6675  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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熊石洞は日本の代表的な後期更新世の哺乳類化石産地の一つである。この洞窟の化石を含む堆積物の発掘調査は主に1964年から1981年まで行われ,保存のよい大型シカ化石を含む多数の哺乳類化石を産出した。本報告では,大型シカ化石の詳細な記載を行うが,これによりほぼ同じ大きさのヤベオオツノジカ(Sinomegaceros yabei)とヘラジカ(Alces alces)という2種の大型シカが明確に区別された。日本においてこの大型シカ2種はしばしば混同されてきたが,骨および歯の特徴からこの2種をどのように識別したかを明らかにした。また,主に角の形態的特徴に基づき,ヤベオオツノジカが中国産Sinomegacerosの種とは別個の日本固有の種であることが確認された。さらに,歯の萌出と咬耗の程度に基づいて2種の大型シカの年齢構成も明らかにした。(著者抄録)
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新生代 
引用文献 (104件):
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