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J-GLOBAL ID：201702256938822760   整理番号：17A1455708

絶滅が危惧されるPersian sturgeon,Acipenser persicus稚魚による海水への適応に及ぼす殺虫剤ダイアジノンの毒性学的影響に関するNMRベースのメタボロミクス研究【Powered by NICT】

NMR-based metabolomic study on the toxicological effects of pesticide, diazinon on adaptation to sea water by endangered Persian sturgeon, Acipenser persicus fingerlings

著者 (4件)： Hajirezaee Saeed (Department of Fisheries, Faculty of Natural Resources, University of Tehran, Karaj, Iran) ,  Mirvaghefi Alireza (Department of Fisheries, Faculty of Natural Resources, University of Tehran, Karaj, Iran) ,  Farahmand Hamid (Department of Fisheries, Faculty of Natural Resources, University of Tehran, Karaj, Iran) ,  Agh Naser (Department of Aquaculture, Urmia Lake Research Institute, Urmia University, Urmia, Iran)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 185  ページ： 213-226  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NMRに基づくメタボロミクスは,ペルシャチョウザメ幼魚の海水適応,Acipenser persicusに対するダイアジノンの代謝影響を調査に適用した。幼魚は96時間(短期試験)および12日(長期試験)のための淡水(FW)におけるダイアジノンの亜致死濃度に曝露し,その後汽水(BW)(12mg/L~( 1)塩分)の24時間曝露した。FWでの曝露96時間及び12日後,:(A)短期試験:高い血漿レベルのグルコース,乳酸(全てのダイアジノン曝露魚における),酢酸とアセト酢酸(0.9mg/L~( 1)ダイアジノン処理)として同定された代謝産物(アミノ酸,浸透圧調節物質,エネルギー代謝産物)は対照群(P<0.05)と比較して異なる変化パターンを示した。魚類におけるクレアチン(全てのダイアジノン曝露魚),トリメチルアミン N オキシド,コリン,タウリン,ベタイン,N,N ジメチルグリシンとほとんどすべてのアミノ酸の低レベル高濃度ダイアジノン(0.54および0.9mg/L~( 1)ダイアジノン)に曝露した。(B)長期試験:0.54と0.9mg/L~( 1)ダイアジノン;に曝露した魚における脂質酸化代謝産物とほとんどすべてのアミノ酸のより高い血漿中濃度低レベルクレアチン,トリメチルアミン N オキシド,N,N ジメチルグリシン,ベタイン,コリン(全てのダイアジノン曝露魚における),グルコース(0.54および0.9mg/L~( 1)ダイアジノン処理)とタウリン(0.9mg/L~( 1)ダイアジノン処理)。魚はBW中で24時間曝露すると,浸透圧調節物質の血しょうレベルは短期および長期試験(P<0.05)のほぼ全ての実験群で有意に減少した。短期試験では,全ての群でグルコースの血しょう中濃度と0.18と0.54mg/L~( 1)ダイアジノン処理における乳酸は塩分暴露(P<0.05)増加した。しかし,有意な減少は0.9mg/L~( 1)ダイアジノン処理(P<0.05)における乳酸レベルで観察された。,アミノ酸の血しょうレベルは対照群の魚で減少した曝露された魚(P<0.05)。プラズマグリセロール濃度が0.54mg/L~( 1)ダイアジノン処理(P<0.05)の魚でのみ有意な低下を示した。長期試験では,エネルギー代謝産物(酢酸エステル,アセト酢酸エステル,グリセロール)は大部分が高濃度ダイアジノン(P<0.05)に曝露した魚で有意な増加を示した。クレアチンリン酸は0.54~0.9mg/L~( 1)ダイアジノンに曝露されたグループにおいてのみ検出された。いくつかのアミノ酸は,対照およびダイアジノン曝露群で減少したグリシン(対照と0.18mg/L~( 1)ダイアジノン処理),グルタミンおよびアラニン(0.9mg/L~( 1)ダイアジノン処理における)は,BW(P<0.05)24H順化後に有意に上昇した。著者らの結果は,代謝アプローチからの魚浸透圧調節に及ぼす農薬の影響を理解するのに役立つ可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 塩分 ,  代謝産物 ,  *海水 ,  エネルギー代謝 ,  酸化物 ,  血漿中濃度 ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アルコール ,  ポリオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  脂肪族アミン ,  スルホン酸 ,  第一アミン ,  脂肪酸 ,  薬物 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  窒素複素環化合物 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： 浸透圧調節 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アミノ酸 ,  Osmolyte ,  メタボロミクス ,  浸透圧調節 ,  ペルシャチョウザメ

分類 (2件)： 農薬  (SB05030L) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (6件)： グリセロール ,  乳酸 ,  タウリン ,  酢酸 ,  グルコース ,  ダイアジノン

タイトルに関連する用語 (11件)： 絶滅 ,  Acipenser ,  稚魚 ,  海水 ,  適応 ,  殺虫剤 ,  ダイアジノン ,  毒性学 ,  NMR ,  メタボロミクス ,  研究