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J-GLOBAL ID：201702256941576879   整理番号：17A0777127

RPE:イーサネットネットワークのためのシームレスな冗長プロトコル

RPE: A Seamless Redundancy Protocol for Ethernet Networks

著者 (2件)： TIEN Nguyen Xuan (Department of Information and Communication Engineering, Myongji University) ,  RHEE Jong Myung (Department of Information and Communication Engineering, Myongji University)
資料名： IEICE Transactions on Communications (Web)  (IEICE Transactions on Communications (Web))
巻： E100.B  号： 5  ページ： 711-727(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0467A  ISSN： 1745-1345  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高い可用性は,自動化ネットワークやサブステーション自動化システムのような,産業用イーサネットネットワークやイーサネットベースの制御システムにとって重要であった。標準のイーサネットはフォールトトレランス機能をサポートしていないため,冗長プロトコルを使用することで,イーサネットネットワークの高い可用性を増加した。高速スパニングツリープロトコル(RSTP),メディア冗長プロトコル(MRP),並列冗長プロトコル(PRP),高可用性シームレス冗長化(HSR)などのイーサネットネットワーク用のさまざまな冗長プロトコルが開発され,標準化されている。RSTPとMRPはネットワークにおける冗長性を示すが,PRPとHSRはエンドノードにおける冗長性を示した。RSTPおよびMRPは,切り替えの遅延に不利な点があった。PRPとHSRはゼロ復旧時間を示すが,PRPは重複ネットワークインフラストラクチャを必要とし,HSRは主にリングベースのトポロジに使用した。さらに,PRPとHSRはエンドノードでシームレスな冗長性を示し,それらを専用のHSRノードで専用のHSRネットワークに適用した。本稿では,イーサネット(RPE)用冗長プロトコルと呼ぶイーサネットネットワーク用の新しいシームレスな冗長プロトコルを導入した。RPEは,ネットワークにおいてシームレスな冗長性を示した。このプロトコルは,障害発生時に切り替え時間ゼロでシームレスな通信を提供するだけでなく,すべてのトポロジをサポートした。RPEは透過的であり,標準イーサネットノードと互換性があった。変電所自動化システム,自動化ネットワーク,およびその他の産業用イーサネットネットワークなど,タイムクリティカルでミッションクリティカルなシステムにおいては,これらの特徴は,RPEにとって非常に有用であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ネットワーク ,  性質 ,  *プロトコル ,  *冗長性 ,  並列冗長 ,  冗長システム ,  システム ,  自動化 ,  スパンニング木
準シソーラス用語： *イーサネットネットワーク ,  シームレス ,  冗長化 ,  自動化システム ,  変電所自動化 ,  スパニングツリー

著者キーワード (3件)： Ethernet redundancy protocol ,  fault-tolerant Ethernet ,  seamless Ethernet

分類 (3件)： 通信網  (ND07030A) ,  計算機網  (JC03000K) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (10件)：

• [1] IEEE 802.3 - IEEE Standards for Ethernet. Available online: http://www.ieee802.org/3/
• [2] IEEE 802.1D-2004 - IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks: Media Access Control (MAC) Bridges. Available online: http://www.ieee802.org/1/pages/802.1D-2003.html
• [3] IEC 62439-2: Industrial Communications Networks: High-Availability Automation Networks, Part 2: Media Redundancy Protocol (MRP); The International Electrotechnical Commission, Geneva, Switzerland, 2010.
• [4] IEC 62439-3: Industrial Communications Networks: High-Availability Automation Networks, Part 3: Parallel Redundancy Protocol (PRP) and High-Availability Seamless Redundancy (HSR); The International Electrotechnical Commission, Geneva, Switzerland, 2012.
• [5] IEC 62439-1: Industrial Communications Networks - High-Availability Automation Networks, Part 1: General Concepts and Calculation Methods; The International Electrotechnical Commission, 2010.

タイトルに関連する用語 (4件)： イーサネットネットワーク ,  シームレス ,  冗長 ,  プロトコル