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J-GLOBAL ID：201702257009194081   整理番号：17A0340473

レーザ堆積した高エントロピーCrFeCoNiMoWC合金組織の摩擦撹拌プロセスによる改良: ナノ結晶粒の形成と変形機構

Microstructural Modification of Laser-Deposited High-Entropy CrFeCoNiMoWC Alloy by Friction Stir Processing: Nanograin Formation and Deformation Mechanism

著者 (5件)： LI Ruidi (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  WANG Minbo (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  YUAN Tiechui (Central South Univ., Changsha, CHN) ,  SONG Bo (Huazhong Univ. Sci. and Technol., Wuhan, CHN) ,  SHI Yusheng (Huazhong Univ. Sci. and Technol., Wuhan, CHN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 2  ページ： 841-854  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガスアトマイズ法で作った28.8Cr28.2Fe14.6Co11.5Ni5.8Mo6.3W2.3C合金の粉末を鋼板上に1~1.5mmの厚みまでレーザ堆積した。その組織の主相はオーステナイト固溶体とM(Cr,Fe)Cでデンドライトと亜共析組織の連続ネットワークから成る。巨大歪加工として摩擦撹拌処理(FSP)を加えると,粒径3~4μmの組織が5~100nmのナノ構造に変わり,連続ネットワークは粉砕されて分散ナノ粒子となる。主相のオーステナイトとM(Cr,Fe)Cはそのままであるが,FSP工具の摩耗によるWCとCo₃Wが現れる。さらに,FSPの高温,高静水圧,大きな剪断応力によりFSPの塑性変形領域に非晶質相が形成される。これらの組織変化により,微小硬度と電気化学的耐食性が向上する。塑性領域には多くのナノ双晶が観察される。

シソーラス用語： SPD【塑性】 ,  レーザ蒸着 ,  コバルト含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  タングステン含有合金 ,  炭素含有合金 ,  *摩擦撹拌処理 ,  エントロピー ,  *クロム合金 ,  鉄含有合金 ,  *結晶粒微細化 ,  オーステナイト ,  樹枝状結晶 ,  ネットワーク構造 ,  炭化タングステン ,  非晶質 ,  双晶 ,  ナノ結晶 ,  耐食性 ,  微小硬さ
準シソーラス用語： ナノ双晶 ,  *高エントロピー合金

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (6件)： レーザ堆積 ,  エントロピー ,  合金 ,  組織 ,  摩擦撹拌プロセス ,  ナノ結晶