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J-GLOBAL ID：201702257134854676   整理番号：17A1604247

転炉スラグからのバナジウム回収に及ぼす機械的活性化処理の影響

Effect of Mechanical Activation Treatment on the Recovery of Vanadium from Converter Slag

著者 (4件)： XIANG Junyi (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  HUANG Qingyun (Chongqing Univ. Sci. and Technol., Chongqing, CHN) ,  LV Xuewei (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  BAI Chenguang (Chongqing Univ., Chongqing, CHN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 5  ページ： 2759-2767  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バナジウムは,鋼および合金の製造における重要な合金元素である。通常,バナジウム鉱石はその含量は少なく,鉱石から直接抽出することは経済的ではない。結果的に,それは主に,酸素転炉などの副産物である転炉スラグからの二次生産または共同生産によって回収されている。しかし,この回収プロセスは高い焙焼温度と低い浸出効率を必要とするため,よりクリーンな効率の良い回収法が求められている。そこで本研究では,転炉スラグからのバナジウムの抽出を促進するために,機械的活性化処理を試み,焙煎温度および浸出効率などの指標によって,その増強効果を総合的に評価した。SEM-EDSを用いて,微細構造,原料と浸出残渣の元素分析を調査した。また,械的活性化時間,焙煎温度,浸出温度,固液比,粒径,および酸濃度が浸出効率に与える影響を調べた。得られた結果を以下に示す。1)機械的活性化が最適焙煎温度を900°Cから800°Cまで有意に低下させることが分かった。2)浸出効率を86.0から90.9%に増加させることを実証した。

シソーラス用語： スラグ ,  *バナジウム ,  *回収 ,  機械 ,  活性化 ,  ロースティング ,  温度 ,  浸出 ,  効率 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  微細構造 ,  元素分析 ,  混合比 ,  粒径 ,  酸素 ,  *非鉄製錬 ,  有用物質回収
準シソーラス用語： 機械的活性化 ,  固液比 ,  転炉スラグ

分類 (2件)： 製錬  (WD02030A) ,  廃棄物処理  (WA01085U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 転炉スラグ ,  バナジウム ,  機械的活性化