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J-GLOBAL ID：201702257171289806   整理番号：17A0553047

東洋大学計算力学研究センターの研究紹介 データ信頼性を考慮した実用的CAE

著者 (3件)： 江澤良孝 (東洋大 計算力学研究セ) ,  芦野俊宏 (東洋大 国際) ,  藤岡照高 (東洋大 理工)
資料名： シミュレーション  (Journal of the Japan Society for Simulation Technology)
巻： 36  号： 1  ページ： 16-22  発行年： 2017年03月15日 
JST資料番号： L0458A  ISSN： 0285-9947  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 構造シミュレーションにおいては,ばらつきを持つ実験データの影響を受けにくいばらつきを考慮したシミュレーションが要求される。これに対し本研究では,データ信頼性を考慮した実用的CAE(コンピュータ支援エンジニアリング)を構築するための各種要素技術の検討を行った。それらは,データ信頼性を考慮したシミュレーションを行うための定数を算出する技術,物性データ・数学的知見交換のためのデータ表現形式の開発,オープンソース有限要素解析ソルバのV&V(確認および検証)である。それぞれの技術に関しては,段ボールとシミュレーション,材料定数の検出と検証,結晶構造などのデータベース,新しい組成,結晶構造の物質の特性予測,オープンソースCAEの意義,固体の有限要素解析におけるV&Vを取り上げて論じた。

シソーラス用語： *CAE【計算機】 ,  *構造解析 ,  構造力学 ,  信頼性 ,  分散【variance】 ,  計算機シミュレーション ,  段ボール ,  定数 ,  ソフトウェア ,  有限要素法 ,  *プログラム検証 ,  *数値解析
準シソーラス用語： オープンソース ,  ばらつき ,  材料定数

分類 (4件)： 構造力学一般  (HD01000X) ,  CAD,CAM  (JE10000A) ,  数値計算  (JE02000J) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (15件)：

• Masahiko Shimamura, Yoshitaka Ezawa, Yoshiaki Tamura, Satoru Takashimizu, Daisuke Satou: High Accurate Analysis by Experiment and Simulation Using Bayesian Inference, Mechanical Engineering Journal, 3-4, 16/27 (2016)
• 寺田賢二郎,弓削康平,菊池昇, 均質化法を用いた複合材料の弾塑性解析(第1報定式化), 日本機械学会論文集A編, 61-590, 2199/2205 (1995)
• 寺田賢二郎,菊池昇, 均質化法入門, 丸善出版 (2003).
• 岩田修一編: 小特集 「シミュレーションは何処まで実験を補完できるか-仮想実験による物質材料設計の試み」, シミュレーション, 19-1, 2/38 (2000)
• K. Rajan: Materials Informatics, Materials Today, 8-10, 38/45 (2005)

タイトルに関連する用語 (4件)： 計算力学 ,  研究 ,  センター ,  CAE