抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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兵庫県の過去10年間の交通事故発生状況は,人身事故件数は毎年減少しており,死者数についても平成26年から3年連続で減少している。しかし,死者数に占める高齢者は,全体の約半数を占めており,今後,さらに高齢化が進展する中で,高齢者対策が交通事故抑止対策の鍵であり,各種の対策を推進している。平成28年中における交通事故死者数は152人(対前年比-19人)で昭和22年以降で最少となったが,そのうち高齢者死者数は80人(対前年比-4人)で,全死者の52.6%を占める。高齢者による道路横断中の交通事故防止のために,平成12年1月,本部交通企画課内に,高齢者交通安全教育隊「STUS」(スタウス)を編成(5人体制)し,関係諸団体と連携して参加・体験・実践型の出前式交通安全教育を,県内各地で実施している。また,平成28年1月,神戸市内の大学や企業との協働により「産・学・官連携開発プロジェクトチーム」を発足させ,高齢者に親しまれやすい新機軸の反射材用品の開発を進めてきた。