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J-GLOBAL ID:201702257262285423   整理番号:17A1460533

陰イオン交換膜としてのかさ高いポリ(4 フェニル 1 ブテン)基を持つ四級化ポリオレフィンの合成と性質【Powered by NICT】

Synthesis and properties of quaternized polyolefins with bulky poly(4-phenyl-1-butene) moieties as anion exchange membranes
著者 (9件):
資料名:
巻: 541  ページ: 244-252  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アニオン輸送のための明確なイオン性ドメインを持つポリオレフィンに基づく陰イオン交換膜(AEMs)はZiegler-Natta触媒とそれに続く四級化で11 ブロモ 1 ウンデセンと4-フェニル-1-ブテンの不均一接触共重合による四級化ポリオレフィン共重合体へのかさ高いポリ(4 フェニル 1 ブテン)(P4PB)部分を導入することにより合成した。明確な疎水性-親水性分離は得られたままの膜で観察され,原子間力顕微鏡(A FM)により確認された。膜は,それらの低いイオン交換容量(IEC,0.98meqg~( 1))にもかかわらず高い水酸化物伝導率(10.4mScm~ 1)を示した。ポリ(4 メチル 1 ペンテン)(PMP)あるいはポリプロピレン(PP)部分を含む膜と比較すると,ここで得られた膜は1.2meqg~( 1)より高いIEC値で同じような条件下で低い伝導率を示した。高吸水性(WU)から生じるP4PB膜の過度な膨張は膜中のイオン濃度を減少させると仮定した。従って,低い体積IEC値は1.2よりも高いmeqg~( 1)とAEMで観察された。室温で18.9mScm~ 1の最大の水酸化物伝導度はP4PB TMA43膜(IEC=2.17meqg~( 1),WU=262.4wt%)で得られた。PMPまたはPP部分を有するポリオレフィンを基とするAEMsに関する著者らの以前の報告と同様に,重合体主鎖の間の九個のメチレン単位と第四アンモニウム(QA)カチオンの側鎖は非常に安定で,20日間80°Cで10M NaOH水溶液中での貯蔵の際に明らかな分解を示さなかった。かさ高い側鎖部分を有する柔軟なスペーサ単位を介して付着したポリQA側鎖と結合したポリオレフィン分子構造は効率的な相分離と高いアルカリ安定性特性を持つAEMsを達成したことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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燃料電池 

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