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J-GLOBAL ID：201702257334206096   整理番号：17A1211392

糖尿病の間の双方向相互作用とアルツハイマー病【Powered by NICT】

Bidirectional interactions between diabetes and Alzheimer’s disease

著者 (2件)： Shinohara Mitsuru (Department of Aging Neurobiology, Center for Development of Advanced Medicine for Dementia, National Center for Geriatrics and Gerontology, 7-430, Morioka, Obu, Aichi 474-8511, Japan) ,  Sato Naoyuki (Department of Aging Neurobiology, Center for Development of Advanced Medicine for Dementia, National Center for Geriatrics and Gerontology, 7-430, Morioka, Obu, Aichi 474-8511, Japan)
資料名： Neurochemistry International  (Neurochemistry International)
巻： 108  ページ： 296-302  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0890A  ISSN： 0197-0186  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 臨床研究は,糖尿病がアルツハイマー病(AD)と神経変性と関連していることを示した。しかし,この関連の基礎となる機構は完全には解明されていない。糖尿病は血管機能と構造,グルコース代謝,およびインシュリンシグナル伝達と同様に,β-アミロイド(Aβ)/タウ代謝を変化させることにより変化を誘導することにより神経変性を引き起こす。同様に,ADは行動変化,記憶障害,視床下部機能障害,虚弱,血漿/末梢Aβレベル変化を誘導することにより全身のグルコース代謝に影響を及ぼす。,糖尿病患者の治療時に遭遇した主要条件の一つ,低血糖も神経変性に寄与するかもしれない。この悪循環により,糖尿病とADは神経変性を協同してひき起こす可能性がある。種々の分子,細胞,器官間,物理的及び臨床的因子は糖尿病とADの間の双方向性相互作用に寄与するかもしれない。「ファクターX」,双方向相互作用の基礎をなす重要な因子の探索は神経変性に対する潜在的治療標的の開発につながる可能性がある因子Xは次式を満たすべきである:神経変性は因子Xを乗じたAβレベルに等しいCopyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *糖尿病 ,  治療法 ,  記憶障害 ,  第X因子 ,  血漿 ,  アミロイドβタンパク質 ,  *相互作用 ,  低血糖症 ,  視床下部 ,  代謝 ,  *Alzheimer病 ,  機能障害
準シソーラス用語： 治療標的 ,  グルコース代謝 ,  神経変性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 糖尿病 ,  神経変性 ,  アルツハイマー病 ,  Aβ ,  タウ

分類 (2件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 糖尿病 ,  双方向 ,  相互作用 ,  アルツハイマー病