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J-GLOBAL ID:201702257348449585   整理番号:17A1168975

トリセチンは転写的にp38とAkt経路を介してMMP-9を抑制することによりヒト骨肉腫細胞転移を阻害する【Powered by NICT】

Tricetin inhibits human osteosarcoma cells metastasis by transcriptionally repressing MMP-9 via p38 and Akt pathways
著者 (16件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 2032-2040  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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食物フラボノイドトリセチンは,様々な癌細胞において細胞静止特性及び抗転移活性を有している。しかし,ヒト骨肉腫細胞の転移に及ぼすトリセチンの詳細な影響と基礎となる機構はまだ不明である。,トリセチンはヒト骨肉腫細胞に対する抗転移効果を有しているという仮説を試験した。ヒト骨肉腫U2OS及びHOS細胞における細胞生存率,運動性,遊走,および浸潤に及ぼすトリセチンの影響を調べた。ゼラチンザイモグラフィー,ウェスタンブロット法,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR),とルシフェラーゼアッセイはU2OS細胞における抗転移効果に関与する機序をさらに探索するために使用した。それらの結果は,細胞毒性なしに80μMまで,トリセチンはマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)- 9酵素活性を減少させることによりU2OS及びHOS細胞運動性,侵襲性,および遊走を減弱させることを示した。U2OS細胞では,トリセチンはMMP-9蛋白質とm RNA発現,リアルタイムPCRによって確認されたを減少させた。次に,トリセチンはp38とAktのリン酸化が,ERK1/2とJNKのリン酸化に影響しなかっを減少させた。結論として,トリセチンはp38とAktシグナル伝達経路を介してMMP-9の転写抑制により骨肉腫細胞の抗転移活性を有していた。は骨肉腫化学療法のための抗転移剤として潜在的に有用である可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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生薬一般  ,  その他の汚染原因物質  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  動物に対する影響  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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