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J-GLOBAL ID:201702257362112009   整理番号:17A1493770

高齢患者における小進行胃癌(≦40 mm)の臨床的影響:後向きコホート研究【Powered by NICT】

Clinical impact of small advanced gastric cancer (≦ 40 mm) in elderly patients: A retrospective cohort study
著者 (7件):
資料名:
巻: 45  ページ: 131-137  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3326A  ISSN: 1743-9191  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近,小進行胃癌の発生率は,高齢患者で増加している。高齢患者における小進行胃癌(≦40 mm)の臨床的影響を明らかにするために,短期及びこの疾患に対する胃切除術後の長期転帰は大きな胃癌のそれと比較検討した。1998年から2015年まで根治的胃切除を施行した進行胃癌(pT2より深い)と80歳以上の四十七人の患者を本研究に登録した。患者は最大腫瘍径に応じて二群に分類した:小さな腫瘍群,≦40mm(n=10),及び大きな腫瘍群の腫瘍径,腫瘍径>40mm(n=37)であった。短期および長期転帰を群間で比較した。患者および手術所見の中で,アルブミンの術前血清レベルは大きな腫瘍群と小腫りゅう群(3.5 g/dl vs. 4.1 g/dl, P<0.01)で有意に低かった。癌の病理学的所見では,腫瘍径中央値(小腫瘍群,35mm対大腫瘍群,68mm;P<0.01)においてのみ有意差が認められた。有意差は他の背景所見では観察されなかった。術後,外科的合併症の発生率は小腫りゅう群対大腫瘍群(0% vs. 35%, P<0.05)で有意に低かった。さらに,小腫瘍群の患者は大きな腫瘍群(P<0.05)より有意に長い2年全生存率を示した。小進行胃癌(≦40 mm)に対する胃切除術をより安全に行うことができ,80歳以上の高齢患者における良好な予後をもたらし,初期スクリーニング検査は高齢者集団のための推奨されるべきであることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの外科療法  ,  消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (4件):
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