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J-GLOBAL ID:201702257378131343   整理番号:17A0831082

プロトン酸で前処理した熱改質ヨーロッパマツ(Pinus sylvestrisL.)材の動的蒸気収着とそれが水分関連特性【Powered by NICT】

Dynamic vapour sorption and water-related properties of thermally modified Scots pine (Pinus sylvestris L.) wood pre-treated with proton acid
著者 (5件):
資料名:
巻: 138  ページ: 161-168  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,寸法安定性と水蒸気収着特性に関して木材に比較的低温(180°Cまで)でのプロトン酸前処理とそれに続く熱改質の影響を調べた。効果は,より高い温度(250°Cまで)でのみ熱的に改質された木材のそれと比較した。オウシュウアカマツ辺材(P.sylvestrisL.)は,プロトン酸または脱塩水を含浸し,続いて,種々の質量損失に修正熱(ML)。酸前処理及び熱改質は,寸法安定性を改善し,あるMLまで平衡含水量(EMC)を低下させた。蒸気収着研究から得られた過剰表面仕事(ESW)は,同等のMLで,酸前処理は唯一の熱処理と比較して,利用可能な収着サイトを低下させることを示した。酸で前処理した試料は,唯一の熱的に修飾されたものよりもEMCとESW比の強い減少を示した。これは酸前処理の結果として非晶質木材ポリマの分解と細胞壁ポリマの架橋に起因する剛性マトリックスに起因していた。電子スピン共鳴(ESR)分析は酸前処理はフェノキシラジカルの濃度を増強しなかったことを示したが,熱改質木材はかなり高い濃度フェノキシラジカルを示し,高いラジカル密度は高いマトリックス剛性の指標として使用できないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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高分子の分解,劣化  ,  木材化学 
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