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J-GLOBAL ID:201702257441644160   整理番号:17A1233392

シラメシンは乾癬性病変からの皮膚生検における肥満細胞の優先的アポトーシスを引き起こす【Powered by NICT】

Siramesine causes preferential apoptosis of mast cells in skin biopsies from psoriatic lesions
著者 (9件):
資料名:
巻: 177  号:ページ: 179-187  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0967B  ISSN: 0007-0963  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:皮膚肥満細胞は接触性湿疹,アトピー性皮膚炎および乾癬など種々の炎症性皮膚疾患における有害なエフェクター細胞として関与している。標的アポトーシスを誘導することにより,皮膚肥満細胞の選択的減少は肥満細胞により負影響を受け皮膚疾患における合理的で効率的な治療戦略を提供する可能性がある。【目的】本研究の目的は,siramesineのようなリソソーム指向性剤は乾せん病変に存在する肥満細胞のアポトーシスを引き起こす可能性があるかどうかを評価することであった。材料と方法:パンチ生検は,慢性尋常性乾癬患者25例における病変および非病変皮膚から得た。siramesineとのインキュベーション後,トリプターゼ陽性肥満細胞の数とインターロイキン(IL)- 6とIL-17の発現を解析した。皮膚生検は皮膚線維芽細胞およびケラチン細胞に対する薬物の効果のフローサイトメトリー分析を可能にするために分解した。【結果】Siramesineは組織の形態に影響を与えることなく,病変および非病変両方乾癬皮膚生検における肥満細胞の総数の著しい低下を引き起こした。薬物はIL-6とIL-17陽性肥満細胞の密度を減少させ,表皮ケラチン細胞に対して抗増殖作用を示したが,ケラチン細胞または皮膚線維芽細胞に明らかな細胞毒性効果を持っていなかった。【結論】乾せんの病態生理を考慮した,皮膚肥満細胞に対するsiramesineの影響を治療面から有利である。結果は皮膚mastocytosesと炎症性皮膚疾患皮膚肥満細胞による悪化の治療におけるsiramesineと他のリソソーム指向性剤の有用性を評価するために更なる研究を奨励する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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