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J-GLOBAL ID:201702257520469361   整理番号:17A0891406

トランスポゾン挿入は結果として,中国のコムギ在来系統のWx-B1nのサイレンシングとなった

Transposon insertion resulted in the silencing of Wx-B1n in Chinese wheat landraces
著者 (16件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 1321-1330  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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澱粉はコムギ穀粒の主要な成分であり,そのアミロース/アミロペクチン比が重要である。筆者らは,53の中国の在来系統のコムギを用いて,SDS-PAGEと二次元ゲル電気泳動によって,蝋質蛋白質組成を解析した。その結果,4系統がWx-A1蛋白質を,6系統がWx-B1蛋白質を発現しなかった。Wx-B1をコードする領域と下流域を含む9160bpのクローニングの結果,Wx-B1n ORFの10番目のエキソン内の2462bpに2178bpのトランスポゾン断片が挿入されていた。Wx-B1nの不活性化の理由は,Wx-B1b,Wx-B1k,Wx-B1mと異なると思われた。この種の遺伝子サイレンシングはWx-B1遺伝子座では報告されていなかった。ヌルWx-B1nは,コムギの穀粒品質を改良するためにアミロース/アミロペクチン比の調節のための遺伝資源を増やすためおよび遺伝子不活性化と遺伝子発現を評価するために有用であろう。
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分類 (2件):
分類
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麦  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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