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J-GLOBAL ID：201702257536874947   整理番号：17A1231402

断面漸減探索と自動部材グルーピングを用いた鋼構造骨組の部材断面決定システム

SECTION DETERMINATION SYSTEM FOR STEEL STRUCTURES USING DECREMENTAL LINE SEARCH AND AUTOMATIC MEMBER GROUPING

著者 (9件)： 中村壮志 (竹中工務店 竹中技研) ,  木下拓也 (竹中工務店) ,  藤井英二 (竹中工務店) ,  中村尚弘 (広島大) ,  水島靖典 (竹中工務店 竹中技研) ,  鹿島孝 (竹中工務店) ,  池田周英 (竹中工務店) ,  鈴木琢也 (竹中工務店 竹中技研) ,  東城峻樹 (竹中工務店 竹中技研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
巻： 82  号： 740  ページ： 1609-1619  発行年： 2017年10月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼構造骨組の総鉄骨重量を最小化する部材断面決定システムの最適化問題を検討した。応力度検定比の上限制約の下で総鉄骨重量を最小化するような,部材グルーピングおよび各グループの断面を求める最適化問題を定式化した。断面の漸減と部材グループの改編から成る求解手法を提案し,解析・断面検定や検定比分布の分析,タブーリストの照会と組み合わせた,部材グルーピング・断面決定システムを構築した。指定パラメータとして鉄骨重量の予測削減率,平均検定比,およびグループ数の3つを含む終了判定条件を提案した。3層ラーメン架構の例題について,少ないグループ数で効率的に鉄骨量を抑えた設計解を得るためのパラメータの範囲を調べた。試設計結果との比較によって,提案した設計解の妥当性を確認した。

シソーラス用語： *鋼構造 ,  *最小化問題 ,  断面計算 ,  構造部材 ,  *多層ラーメン ,  骨組構造 ,  構造設計 ,  定式化
準シソーラス用語： グルーピング

分類 (1件)： 金属構造  (RA04050W)

引用文献 (23件)：

• 1) 澤田樹一郎, 中村雄治, 松尾彰:反復線形計画法を用いた平面ラーメンの最適弾性・塑性設計法,日本建築学会構造系論文集, 第485号, pp. 117-125, 1996.7
• 2) 松本慎也,藤井大地,藤谷義信:はりせいを制約した鉄骨骨組構造の最小重量設計,日本建築学会中国支部研究報告書, 第22巻,pp. 221-224, 1999
• 3) 山川誠, 吉富信太, 上谷宏二:混合主成分分析による部材断面表現を用いた鋼構造骨組の最適設計法, 日本建築学会構造系論文集, 第583号, pp. 77-83, 2004.9
• 4) 吉富信太, 山川誠, 上谷宏二:二段階緩和法に基づく鋼構造骨組の最適離散断面選択法,日本建築学会構造系論文集 第586号,pp. 95-100, 2004.12
• 5) 澤田樹一郎, 松尾彰, 清水斉, 安井孝, 南波篤志:鉄骨製作コストの簡易評価手法と鉄骨骨組の最適設計, 日本建築学会中国支部研究報告集, 第28巻, pp. 221-224, 2005

タイトルに関連する用語 (4件)： 探索 ,  グルーピング ,  鋼構造 ,  骨組