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J-GLOBAL ID:201702257538077911   整理番号:17A1563687

カオリナイト基底表面の相互作用アルカリカチオンの構造AlとSi空格子点の影響:分子動力学研究【Powered by NICT】

Influence of structural Al and Si vacancies on the interaction of kaolinite basal surfaces with alkali cations: A molecular dynamics study
著者 (4件):
資料名:
巻: 140  ページ: 267-274  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0443A  ISSN: 0927-0256  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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特に空格子点,点欠陥は様々な粘土鉱物(例えば,カオリナイト)の構造に豊富に存在する。このような欠陥は鉱物の物理的/化学的特性を有意に変化させた。アルカリ媒体中のカオリナイトの溶解は,ジオポリマ化過程における重要な段階であり,最終生成物の性質を決定する。本研究では,分子動力学(MD)シミュレーションのシリーズは,アルカリ媒体に曝露されたカオリナイト(部分的に脱プロトン化された八面体と四面体表面)の二個の基底表面の相互作用/溶解に及ぼす構造空格子点(特にAlとSi空格子点)の影響を研究するために298Kと1気圧で等温-等圧(NPT)アンサンブルを行った。二異なるアルカリ媒体を用いた。他のカリウムカチオン(K~+),それらの濃度は3mと5mであったが一つはナトリウムカチオン(Na~+)を含んでいた。MDの結果は,カチオンとカチオン濃度のタイプにかかわらず,八面体表面上のAl空格子点がAl空格子点のない表面に比べて溶液中へのAlの溶解を促進することを示した。しかし,溶解量は最大であった,それ以上で溶解がAl空格子点濃度の増加と共に減少した空格子点濃度(576Al原子当たり2Al空格子点)が存在した。四面体表面中のSi空格子点の存在は,Siの解離に及ぼす有意な影響を示さなかった。動径分布関数(RDF)解析は八面体表面Al空格子点の数の結晶化度は増加したが,これは四面体表面の場合ではないことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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珪酸塩鉱物 

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