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J-GLOBAL ID：201702257550373587   整理番号：17A1249428

ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)の球状状態へのTMAOと尿素の協同的挙動を含む新しい努力【Powered by NICT】

New endeavours involving the cooperative behaviour of TMAO and urea towards the globular state of poly(N-isopropylacrylamide)

著者 (2件)： Narang Payal (Department of Chemistry, University of Delhi, Delhi - 110007, India. [e-mail] [e-mail]) ,  Venkatesu Pannuru
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 54  ページ： 34023-34033  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリメチルアミンN オキシド(TMAO)および尿素のような浸透圧調節物質の存在下でポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)の水素結合の破壊の証拠を提供した。ここでは,PNIPAMの混合浸透圧調節環境の影響,これまで文献で未解決の問題を調べ,著者らは,個別に,及び混合物として尿素とTMAOのような共溶媒の添加は,PNIPAMの球状状態の迅速形成をもたらす容易さを示した。共溶媒存在下の水性PNIPAM溶液の球状または崩壊状態の研究を,UV-可視分光法,蛍光分光法,動的光散乱(DLS)およびFourier変換赤外分光法(FTIR)のようなさまざまな生物物理学的技法を用いて開発した。浸透圧調節物質およびそれらの混合環境を添加した下限臨界溶解温度(LCST)の減少は,水和,拡張,コイル状と球状PNIPAM状態とさまざまな種類の相互作用(直接または間接)に起因する可能性がある。水素結合とこれらの添加物の分極の程度は,PNIPAMの崩壊した立体配座の主要な駆動力である。TMAOは尿素よりもPNIPAMの崩壊状態のためのより良い誘導剤であり,それらの混合物は,PNIPAMのLCSTの急激な減少のために,両オスモライトでLCST減少を示したが,PNIPAMの限られた数の結合部位は,尿素とTMAOの混合物は,PNIPAM凝集に及ぼす相加効果を示すことができない主な理由である。TMAO及び尿素の変化比は,PNIPAMに対するそれらの挙動の明確な理解を比較した。混合環境は球状形の非常に良好な誘導因子,高濃度での個々の尿素と比較した。高分子の崩壊状態はその立体配座を変えることにより,ターゲットでの薬物カプセル化および放出のための部位あるいはドメインを提供するかもしれない。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 立体配座 ,  蛍光分光法 ,  酸化物 ,  水和 ,  動的光散乱 ,  相互作用 ,  結合部位 ,  水素結合 ,  高分子 ,  添加剤 ,  凝集 ,  *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： 共溶媒 ,  *ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド) , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (5件)： 球状 ,  TMAO ,  尿素 ,  協同 ,  挙動