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J-GLOBAL ID:201702257613150886   整理番号:17A1125311

フィードバック処理と予測誤差に関連した機能的結合性に及ぼす遺伝的影響:双生児におけるシータ帯域振動の位相結合【Powered by NICT】

Genetic influences on functional connectivity associated with feedback processing and prediction error: Phase coupling of theta-band oscillations in twins
著者 (4件):
資料名:
巻: 115  ページ: 133-141  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3245A  ISSN: 0167-8760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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作用(報酬予測誤差)の目的と実際に得られた結果の間の不整合の検出と評価は行動の適応自己調節の不可欠な構成要素である。作用結果の評価は,前帯状皮質(ACC)が中心的役割を果たしている脳領域の分散ネットワークによって支持され,統一されたフィードバック処理ネットワークへ離れた脳領域の統合は,シータバンドにおける皮質振動の長距離位相同期により可能であることを示している広範なヒトおよび動物研究。フィードバック処理の神経相関は正常および異常行動における個人差と関連しているが,フィードバック処理の脳機構における遺伝因子の役割はほとんど知られていない。ここでは,金融的ギャンブル課題における事象関連脳波位相コヒーレンス解析を用いた若年成人双生児(年齢18,n=0~399)における予測誤差に関連した機能的皮質結合性に対する遺伝的影響を検討した。予測誤差特異的連結性パターンを同定するために,著者らは,損失と利得フィードバックへの応答を比較した。金銭的損失は前頭正中線領域間のシータ帯域同期と頭皮の広範な地域の顕著な増加,特に頭頂領域を生成し,利得は主に後方の領域での同調性増加をもたらした。遺伝的分析は,前頭頭頂シータ位相同期(24~46%)の有意な遺伝率を示し,大規模ネットワーク動力学における個人差はかなりの遺伝的制御下にあることを示唆した。負フィードバックに関連した脳振動のシータ帯域同期フィードバック処理の神経機構における遺伝的に伝達され差を反映することを結論した。我々の知る限りでは,これはニューロン同期の直接実時間測定を用いて評価したタスク関連脳の機能的接続性に対する遺伝的影響に対する最初の証拠である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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中枢神経系 

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