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J-GLOBAL ID:201702257620233916   整理番号:17A1282596

高いCO2濃度による交雑水稲の光合成作用の日変化に対する影響-FACE研究【JST・京大機械翻訳】

Effect of increasing atmospheric CO2 concentration on photosynthetic diurnal variation characteristics of hybrid rice: a FACE study
著者 (8件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 2033-2044  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0885A  ISSN: 1000-0933  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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大気の二酸化炭素(CO2)濃度の増加は地球温暖化を招くが、光合成基質として緑色作物の光合成作用を促進する。高いCO2濃度が交雑水稲の結実期における光合成の日変化に与える影響を明らかにするために、2014年に水田FACE(Free Air CO2 Enrichment)プラットフォームを利用した。2つの交雑水稲「新優性2640」と「Y2優2号」を供試材料として、環境CO2と高CO2濃度(200μmol/mol)の二つのレベルを設定し、交雑水稲の出穂期と登熟期の光合成作用の日変化と成熟期のバイオマスを測定した。結果により、高CO2濃度の環境下において、両組合せの出穂期における葉の純光合成速度はいずれも大幅に増加(全日平均52%)したが、登熟中期の平均増幅は半減し、その中でY2優2号の光合成低下はより明らかであったことが明らかになった。大気CO2濃度の上昇により、両交雑水稲の組合せ出穂と登熟中期の葉身の気孔コンダクタンスが大幅に低下し、蒸散速度の低下による水分利用効率が大幅に増加し、Y2優2号の気孔伝導度と蒸散速度はCO2に対する応答時間が午後より大きく、「優優2640」は逆であった。大気CO2濃度の増加により、交雑水稲の結実期の異なる時間における細胞間CO2濃度はいずれも大幅に増加したが、気孔制限値、特に細胞間CO2と空気CO2濃度の比には顕著な影響がなく、両品種の傾向は一致した。大気CO2濃度の上昇による「良質優2640」の上部バイオマスとその成分に対する影響はY2優2号より明らかに大きく、CO2と品種間には相互作用効果がある。以上の結果によると、「良質優2640」と比べ、「Y2優2号」の最終生産力は高CO2濃度の環境からの利益が少なく、この品種の生長後期に明らかな光合成適応があるが、この光合成適応は気孔制限によるものではない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  光合成  ,  飼料作物,草地  ,  環境問題 

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