文献

J-GLOBAL ID：201702257634946942   整理番号：17A1544647

二酸化トリウム中のハロゲン不純物のエネルギー論【Powered by NICT】

Energetics of halogen impurities in thorium dioxide

著者 (5件)： Kuganathan Navaratnarajah (Department of Materials, Imperial College London, London SW7 2AZ, UK) ,  Ghosh Partha S. (Material Science Division, Bhabha Atomic Research Centre, Trombay, Mumbai 400 085, India) ,  Arya Ashok K. (Material Science Division, Bhabha Atomic Research Centre, Trombay, Mumbai 400 085, India) ,  Dey Gautam K. (Material Science Division, Bhabha Atomic Research Centre, Trombay, Mumbai 400 085, India) ,  Grimes Robin W. (Department of Materials, Imperial College London, London SW7 2AZ, UK)
資料名： Journal of Nuclear Materials  (Journal of Nuclear Materials)
巻： 495  ページ： 192-201  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0148A  ISSN： 0022-3115  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリア中のハロゲン不純物原子(Cl,Br,I)の欠陥エネルギーを,密度汎関数理論の枠内で一般化勾配近似と射影子増強平面波ポテンシャルを用いて計算した。既存の格子部位にハロゲン原子を配置するエネルギーは,取り込みエネルギーである。七部位を考察した:八面体格子間,O空格子点,Th空格子点,ThO二空格子点クラスタ(DV)と三零Th Oトリベーカンシクラスタ(NTV)配置。点欠陥と空格子点クラスタに対して,全形式電荷までの中性,全ての可能な欠陥電荷状態を考察した。Clの最も好ましい取込部位は少し正に帯電した酸素空格子点であるが,BrおよびIではNTV1クラスターである。欠陥サイトを形成するエネルギーを考慮して,溶解エネルギーを発生させた。これらは両ThO_2~ xとThO_2中のハロゲン化のための最も有利な溶液平衡部位は単一の正に帯電した酸素空格子点(ThO_2では,NTV1とDVクラスタにおける同じ溶解度を示したが)であることを示した。溶液エネルギーはThO_2化学量論は溶解度を決定する上で重要な因子であることを示しているよりThO_2~ xにおけるはるかに低かった。ThO_2では,三種類全てのハロゲンは高度に不溶性とThO_2~ Br中では不溶性である。1/2Cl_2であるThO_2~ xにおける可溶性がZrCl_4のような代替相は低エネルギーであるが存在する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *不純物 ,  溶解度 ,  臭素 ,  クラスタ ,  密度汎関数法 ,  化学量論 ,  *酸化トリウム ,  溶解 ,  点欠陥 ,  不溶性 ,  塩素 ,  *ハロゲン ,  電荷 ,  *トリウム
準シソーラス用語： 酸素空格子点 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： トリア ,  DFT ,  欠陥 ,  ハロゲン ,  核燃料

分類 (1件)： 核燃料の基礎的性質  (MD08020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 二酸化トリウム ,  ハロゲン ,  不純物 ,  エネルギー