文献

J-GLOBAL ID：201702257725946761   整理番号：17A1992984

N-ヒドロキシシンナモイルトリプタミン及びセロトニン合成用大腸菌の設計

Engineering of Escherichia coli for the synthesis of N-hydroxycinnamoyl tryptamine and serotonin

著者 (6件)： LEE Su Jin (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  SIM Geun-Young (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Youngshim (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Bong-Gyu (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Bong-Gyu (Gyeongnam National Univ. Sci. and Technol., Gyeongsangman-do, KOR) ,  AHN Joong-Hoon (Konkuk Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology  (Journal of Industrial Microbiology & Biotechnology)
巻： 44  号： 11  ページ： 1551-1560  発行年： 2017年11月 
JST資料番号： E0005C  ISSN： 1367-5435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N-ヒドロキシシンナモイルトリプタミン及びN-ヒドロキシシンナモイルセロトニンの生合成に関する遺伝子を大腸菌へ導入し,新たな代謝経路を構築した。トリプトファン脱炭酸酵素遺伝子(TDC)は枯草菌またはニチニチソウ,4-ケイ皮酸CoAリガーゼ(4-CL)はイネ,ヒドロキシシンナモイルCoAセロトニンN-(ヒドロキシシンナモイル)トランスフェラーゼ(CaHCTT)はトウガラシからクローン化し,それぞれベクターにサブクローン化した。各ベクターを組み合わせて大腸菌に形質転換した。糖からN-シンナモイルトリプタミンを合成するように設計した。また,4-CL/CaHCTTと連動してDC/PAL(フェニルアラニンアンモニアリアーゼ)を大腸菌に導入し,大腸菌のフェニルアラニン生合成経路を設計した。この方法によって,N-シンナモイルトリプタミンが約110.6mg/L生合成された。大腸菌培地にセロトニンを100μM供給することによってN-シンナモイルセロトニンとN-(p-クマロイル)セロトニンが合成された。

シソーラス用語： *大腸菌 ,  第一アミン ,  窒素複素環化合物 ,  ニチニチソウ ,  イネ ,  枯草菌 ,  トウガラシ ,  組換 ,  *代謝経路 ,  神経伝達物質 ,  形質転換 ,  発酵 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： トリプタミン類 ,  生合成経路

分類 (2件)： 微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

物質索引 (3件)： セロトニン ,  N-(trans-シンナモイル)トリプタミン ,  N-(trans-シンナモイル)セロトニン

タイトルに関連する用語 (3件)： セロトニン ,  大腸菌 ,  設計