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J-GLOBAL ID:201702257744145288   整理番号:17A1508584

急性および亜急性下大静脈血栓症に対する薬物収縮カテーテル血栓溶解の転帰:単一施設における後向き評価【Powered by NICT】

Outcomes of Pharmacomechanical Catheter-directed Thrombolysis for Acute and Subacute Inferior Vena Cava Thrombosis: A Retrospective Evaluation in a Single Institution
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 504-512  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3222A  ISSN: 1078-5884  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的は,症候性急性および亜急性下大静脈(IVC)血栓症のための薬力学的カテーテル血栓溶解療法(PCDT)の中期結果を評価することであった;早期血栓症再発と腸骨大開存の危険因子も評価した。2010年1月から2015年12月,症候性急性および亜急性下大静脈血栓症患者54名(男性33名,平均年齢47.1歳)はPCDTで処理した。一次技術的成功(血餅溶解≧PCDT後50%),ステント補助技術的成功(残留狭窄<ステント留置後の30%),臨床的成功(30日以内に血栓症再発からの解放),合併症,血栓後症候群(PTS;Villaltaスコア≧5)の頻度,及び腸骨大開通性は,追跡評価で記録した。多変量回帰モデルは,初期血栓症再発と腸骨大開存性の予測因子を決定するために使用した。一次技術的成功とステント補助技術的成功は,それぞれ63%(n=34/54)と100%(n=54/54)であった。反復PCDTを必要とする即時再発血栓症の11名の患者(20%)であった。小出血性合併症は七人の患者で生じ,大出血の1例は輸血を必要とした。平均26か月(範囲1 60か月)でのPTSの発生は13%(7/54)であった。3年間の一次および二次腸骨大開存率は63%と81%であった。多変量解析で,活動性の悪性疾患は即時IVC血栓症再発(ハザード比[HR]5.8;95%信頼区間[CI]1.7 19.8;P=.01)の予測が,既存のフィルタは腸骨大再閉塞(HR 0.3, 95% CI 0.1 0.8; p=.01)に対して保護的役割を果たした。PCDTは症候性急性および亜急性IVC血栓症の管理における安全かつ有効である。アクティブ悪性腫瘍は血栓症再発の予測因子が,フィルタの存在は中期フォローアップ時の腸骨大開存性の高い速度と関連している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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臨床腫よう学一般 

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