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J-GLOBAL ID:201702257747614293   整理番号:17A0440115

高蛋白食および/またはレジスタンス運動が過体重および肥満の高齢成人の減量時の除脂肪量維持に与える影響:ランダム化比較試験

Effect of a high protein diet and/or resistance exercise on the preservation of fat free mass during weight loss in overweight and obese older adults: a randomized controlled trial
著者 (8件):
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巻: 16  号: Feb  ページ: 16:10 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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肥満高齢者の計画的減量は筋肉量減少につながる危険因子である。本研究では高蛋白食および/またはレジスタンス運動が過体重および肥満の高齢者の減量時の除脂肪量(FFM)を維持するかを検討した。過体重および肥満の高齢者100人(55~80歳)を対象に2×2要因計画と包括分析によるランダム化比較試験(RCT)を行った。10週間の減量プログラム期間中に全被験者が低カロリー食を摂取した。被験者をランダムに高蛋白(1.3g/kg体重)または通常蛋白食(0.8g/kg)と,週3回のレジスタンス運動プログラム有無の群に割り付けた。FFMは空気置換プレチスモグラフィーで測定した。その結果,ベースライン時の平均(±SD)BMIは32±4kg/m2であった。実験中の蛋白質摂取量は高蛋白群では1.13±0.35g/kg,通常蛋白群では0.98±0.29g/kgで,高蛋白群の方が蛋白質摂取量が16.3±5.2g/日多かった。高蛋白食と運動はどちらも体重,FFM,脂肪量(FM)の変化に有意には影響しなかった。FFMに対して蛋白質*運動の有意な相互作用は見られなかった。しかし,群内分析の結果,運動と高蛋白食との組み合わせはFFMを有意に増加させることが示された(+0.6±1.3kg,p=0.011)。結論として,高蛋白食は過体重および肥満高齢者の緩やかな減量中のFFM変化に有意には影響しなかった。高蛋白食とレジスタンス運動はFFM変化に対して有意な相互作用を示さなかった。しかし,高蛋白食とレジスタンス運動の併用群でのみFFMが有意に増加した。(翻訳著者抄録)
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代謝異常・栄養性疾患の治療 

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