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J-GLOBAL ID：201702257803311495   整理番号：17A1606926

哺乳類中枢神経シナプスの量子論的変動:小胞ドッキング部位の機能的役割

QUANTAL FLUCTUATIONS IN CENTRAL MAMMALIAN SYNAPSES: FUNCTIONAL ROLE OF VESICULAR DOCKING SITES

著者 (2件)： PULIDO Camila (Paris Descartes Univ., Paris, FRA) ,  MARTY Alain (Paris Descartes Univ., Paris, FRA)
資料名： Physiological Reviews  (Physiological Reviews)
巻： 97  号： 4  ページ： 1403-1430  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： C0603A  ISSN： 0031-9333  CODEN： PHREA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シナプス小胞からの神経伝達物質放出に関して量子仮説が提唱されていることを背景とし,シナプスからの量子論的放出と終板活動電位の誘発に関わる小胞ドッキング部位の機能に関する研究成果を,以下の項目でレビューした。1)神経筋接合部での量子論と”反応部位”,2)中枢神経シナプスにおける量子論的伝達:放出部位の論争,3)活性領域構成と構造,4)ドッキング部位と容易に放出可能な蓄え,5)中枢神経シナプスでのドッキング部位の機能的役割,6)総括:ドッキング部位は中枢神経シナプスの重要なコンポーネントである。以上により,シナプス内の小胞ドッキング部位が,神経伝達物質の放出を制御する,構造学的な機能を有することを解説した。

シソーラス用語： 哺乳類 ,  結合部位 ,  *神経伝達 ,  細胞情報伝達 ,  *シナプス小胞 ,  海馬 ,  種差 ,  組織構造 ,  細胞内蓄積 ,  神経伝達物質 ,  仮説検定 ,  *理論 ,  シナプス後電位
準シソーラス用語： *神経伝達物質放出 ,  *量子仮説

分類 (3件)： 神経系一般  (EJ12010J) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 哺乳類 ,  中枢神経 ,  シナプス ,  量子論 ,  小胞 ,  ドッキング ,  役割