文献

J-GLOBAL ID：201702257812031164   整理番号：17A1168499

消化酵素活性とカワスズメ,Etroplus suratensis(パールスポット)とOreochromis mossambicus(ティラピア)の成長に及ぼすプロバイオティクスの影響【Powered by NICT】

Effect of probiotics on digestive enzyme activities and growth of cichlids, Etroplus suratensis (Pearl spot) and Oreochromis mossambicus (Tilapia)

著者 (5件)： Sankar H. (Department of Marine Biology, Microbiology and Biochemistry, School of Marine Sciences, Cochin University of Science and Technology, Kochi, Kerala, India) ,  Sankar H. (T.K.M. College of Arts and Sciences, Kollam, Kerala, India) ,  Philip B. (Department of Marine Biology, Microbiology and Biochemistry, School of Marine Sciences, Cochin University of Science and Technology, Kochi, Kerala, India) ,  Philip R. (Department of Marine Biology, Microbiology and Biochemistry, School of Marine Sciences, Cochin University of Science and Technology, Kochi, Kerala, India) ,  Singh I.S.B. (National Center for Aquatic Animal Health, CUSAT, Kochi, Kerala, India)
資料名： Aquaculture Nutrition  (Aquaculture Nutrition)
巻： 23  号： 4  ページ： 852-864  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1916A  ISSN： 1353-5773  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水産養殖では,ストレスの多い条件への曝露と疾患に関連した問題が発生し深刻な経済的損失をもたらすことが多い。異なる機構を介して病原体を制御し,消化管における有益なミクロフローラの菌体外酵素供給と定着による消化を助けることをプロバイオティクスの使用は最近注目を得ている。二種類の細菌種Micrococcus MCCB104とBacillus MCCB101は二カワスズメ種Etroplus suratensisとOreochromis mossambicusのプロバイオティクスとして試験した。株を個別的および一緒に投与した10~3CFU動物~ 1日~ 1~28日の速度であった。消化酵素活性と成長に及ぼす影響は,対照飼料を給餌したものと比較した。E.suratensisのFCRは対照のそれよりBacillus単独ならびに混合培養(球菌属と桿菌)の場合に高かった。しかし,E.suratensisのSGRは14日間の試験時の対照のそれよりわずかに低かった。両処理(Bacillus単独および混合培養)のSGRは二十八日目に対照のそれよりも高く,これは特異的期間は蛋白質への栄養塩の同化と変換に必要であることを理由によると考えられた。E.suratensisの腸管消化ヒドロラーゼは,主にBacillus及び混合培養による顕著に増強された。E.suratensisの主要消化酵素の肝すい臓バージョンは異なるプロバイオティック処理による種々の影響を受けた。肝膵臓のα-アミラーゼ活性は14日実験中の混合培養による有意に上昇されている28日試験に及ぼすBacillusおよび混合培養の両方は増強効果を示した。14日給餌試験の間,腸のリパーゼ活性は全てのプロバイオティック処理により顕著に増強した。O.mossambicus,14日および28日間摂食実験の両方で,アミラーゼ,総アルカリ性プロテアーゼ,リパーゼおよびそれらの肝すい臓対部品などのペプシンと同様に腸管の消化酵素はそれらの固有な活性の有意な上昇を示すことが分かった。O.mossambicusの腸α-アミラーゼおよび全アルカリ性プロテアーゼは,Bacillus及びMicrococcus組合せで14日間と28日間摂食実験の両方の比活性の増加を示した。肝すい臓酵素はO.mossambicusにおけるBacillus種に大きく影響した。本研究の結果は,Micrococcus MCCB104とBacillus MCCB101などの生きたプロバイオティック微生物は成長能力と栄養利用のためのE.suratensisとO.mossambicusのコスト効率のよい,栄養的にバランスのとれた食事を調整すると同時に取り込まれる可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： リパーゼ ,  *消化 ,  *プロバイオティクス ,  混合培養 ,  *消化酵素 ,  ペプシン ,  球菌属 ,  養殖 ,  アミラーゼ ,  タンパク質 ,  ミクロフローラ ,  桿菌属 ,  α-アミラーゼ ,  病原体
準シソーラス用語： 肝膵臓 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Bacillus ,  カワスズメ ,  消化酵素 ,  Micrococcus ,  プロバイオティクス ,  ティラピア

分類 (1件)： 餌料  (FH04040U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 消化 ,  酵素活性 ,  カワスズメ ,  パール ,  スポット ,  ティラピア ,  成長 ,  プロバイオティクス