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J-GLOBAL ID：201702257847972725   整理番号：17A0932155

可とう性チタン酸アルミニウムセラミックスの微構造

Microstructures of Flexible Aluminum litanate Ceramics

著者 (9件)： 太田敏孝 (名古屋工大 先進セラミックス研究セ) ,  本多沢雄 (名古屋工大 工) ,  安達信泰 (名古屋工大 先進セラミックス研究セ) ,  石澤伸夫 (名古屋工大 先進セラミックス研究セ) ,  DONCIEUX Alexandra (ENCI-Centre Europeen de la Celamique, Limoges, FRA) ,  SAUGET Guillaume (ENCI-Centre Europeen de la Celamique, Limoges, FRA) ,  PATRICK Jean (ENCI-Centre Europeen de la Celamique, Limoges, FRA) ,  SOUM Laurent (ENCI-Centre Europeen de la Celamique, Limoges, FRA) ,  HUGER Marc (ENCI-Centre Europeen de la Celamique, Limoges, FRA)
資料名： 耐火物  (Refractories)
巻： 69  号： 8  ページ： 362-369  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： F0515A  ISSN： 0039-8993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 天然の可とう撓性砂岩,イタコルマイト(コンニャク石)に倣って,可とう性チタン酸アルミニウム(AT)セラミックスが作製された。ATは,熱膨張の異方性が大きく,粒界にマイクロクラックを生じ,それによって可とう性を引き起こす。本研究では,1600~1650°Cで16時間の焼結により,AT試料中で粒子を針状に成長させ,また,多くのマイクロクラックを発生させた。針状粒子は,[100]方向に成長し,互いに絡み合った。その結果,粒界のマイクロクラックのネットワークと針状粒子の絡み合った特殊な組織によって,可とう性や他の異常な機械的性質を生み出したと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： セラミック ,  アルミニウム化合物 ,  *チタン酸塩 ,  柔軟性 ,  砂岩 ,  *微細構造 ,  結晶粒界 ,  微小亀裂 ,  焼結 ,  加熱温度 ,  結晶構造 ,  斜方晶系 ,  結晶方位 ,  *機械的性質 ,  集合組織 ,  X線回折分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  破面 ,  破面検査 ,  針状晶
準シソーラス用語： チタン酸アルミニウム ,  *可撓性 ,  微細組織 ,  焼結温度 ,  結晶配向 ,  コンニャク石 ,  走査電子顕微鏡法

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

引用文献 (31件)：

• B. Morosin, R. W. Lynch: Acta Cryst., B28 1040-1046 (1972).
• H. P. Kirchner, R. M. Gruver: J. Am. Ceram. Soc., 53 232-236 (1970).
• G. Bayer, J. Less-Common Met.: 24 129-138 (1971).
• J. J. Cleveland, R. C. Bradt: J. Am. Ceram. Soc., 61 478-481 (1978).
• 芦塚正博,三好正法,堀川正道:九州工業大学研究報告(工学) No.4271-75 (1981).

タイトルに関連する用語 (3件)： 可とう性 ,  チタン酸アルミニウム ,  セラミックス