文献
J-GLOBAL ID:201702257928998812   整理番号:17A0408878

西洋食はMin/+マウスにおける腸腫瘍形成を増強し,粘膜代謝と炎症ストレスと損失Apcヘテロ接合性に関連する【Powered by NICT】

Western diet enhances intestinal tumorigenesis in Min/+ mice, associating with mucosal metabolic and inflammatory stress and loss of Apc heterozygosity
著者 (10件):
資料名:
巻: 39  ページ: 126-133  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
西洋食(WD)は,結腸直腸癌の危険因子であるが,基礎となる機構はほとんど理解されていない。WDの相互作用とApc~Min/+(Min/+)マウスの組織学的に正常な腸粘膜の腺腫形成と代謝および免疫学的変化に及ぼすApc遺伝子のヘテロ接合変異を調べた。使用した食事は飽和脂肪が高く,カルシウム,ビタミンD,繊維と葉酸で低かった。腺腫の数は,対照と比較してWDマウスで2倍高かったが,腺腫の大きさ,増殖又はアポトーシスは異ならなかった。野生型対立遺伝子に最小の比はWDマウスで高く,Apcヘテロ接合性(LOH)の加速された損失を示した。上皮内CD3ε~+Tリンパ球と粘膜FoxP3~+調節性T細胞の密度はWDマウスの方が高く,炎症性変化を示唆した。WDマウスの粘膜からのウェスタンブロット分析は,ERKとAKT経路の活性化抑制とphosphoS6/S6レベルで測定されたmTOR経路の活性化減少の傾向を示した。ピルビン酸デヒドロゲナーゼキナーゼ4の発現は,mRNAと蛋白質レベルの両方でアップレギュレートされた。遺伝子発現は酸化/還元の変化,脂肪酸と単糖類代謝経路,組織構成,細胞運命およびアポトーシスの調節を示し解析した。まとめると,これらの結果は高リスク西洋食はエネルギー代謝,炎症および酸化ストレスの相乗効果,Apc遺伝子のLOHの加速に至るを通した腫瘍形成へ腸管を刺激することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  脂質の代謝と栄養 

前のページに戻る