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J-GLOBAL ID:201702257950505427   整理番号:17A1613066

生石灰からの残留CO2を適用する製鋼スラグ中での生石灰の溶解の向上

Enhancement of Quicklime Dissolution in Steelmaking Slags by Utilizing Residual CO2 from Quicklime
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資料名:
巻: 57  号: 10  ページ: 1677-1683(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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製鋼プロセスにおいては,生石灰は通常CaOベーススラグを製造するのに用いられ,その溶解速度は鋼精錬に重要である。生石灰の溶解速度は通常,実際の操業から推定される速度よりも遅い速度を与える緻密で硬質な石灰石サンプルを用いた回転円柱法によって測定される。著者らは,スラグ組成の変動を測定することによる生石灰の溶解速度を測定するための新しい方法を確立し,実際の操業において用いられる生石灰は,完全にか焼した生石灰よりもより高い溶解速度をもつことを報告した。顕著な溶解速度の増加は,生石灰中に存在する残留石灰石の熱分解による生石灰からののガス形成に起因した。本研究においては,ガス形成を伴う生石灰の溶解速度を,生石灰粒子の溶解挙動とスラグ中のCaO量の変化を直接観察することを通し,ロータリーキルンプロセスで製造した異なるCO2量を持つ生石灰を用いることで定量的に調べている。結果が,生石灰は二段階でガスを放出し,ガス形成の第二の出現が効果的に生石灰の溶解を向上させることを明らかにした。CaCO3コアの重量は同じ質の生石灰とは粒子内で異なり,対応する溶解速度も同様に異なった。しかしながら,第二発泡の際の生石灰の溶解速度は,発泡無しのものより5~10倍高く,生石灰粒子中のCO2量に関わらず同等であった。(翻訳著者抄録)
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