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J-GLOBAL ID:201702257965118096   整理番号:17A1008028

南海トラフ巨大地震における政府調達物資供給計画の実行可能性の検討

Is the government plan for the distribution of relief goods in the aftermath of the Nankai megathrust earthquake realistic?
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 31-38  発行年: 2017年07月31日 
JST資料番号: F1964A  ISSN: 2189-2946  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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将来予想される巨大広域災害の一つである南海トラフ巨大地震では,巨大津波が発生し,広い範囲で大きな被害が発生することが予測されている。これに対処するため,国(中央防災会議幹事会)は,大きな被害が想定される府県を対象にした政府調達物資の「供給計画」を公表し,それを受けて,各府県は「受援計画」を作成し公表した。しかしそれらの「計画」が災害時に実行される状況を考えるとき,ロジスティックスの観点からは,もう少し具体的な検討が必要と思われる部分がある。そこで本稿では,対象府県の一つである愛知県を例に,より具体的に計画すべきと思われる点を明らかにする。検討にあたっては,2016年4月の熊本地震における筆者らの支援物資取り扱い経験等も参考にする。はじめに,二次拠点での中継作業や,一次・二次拠点から避難所までの輸送時間の問題を検討した結果に基づいて,二次拠点の廃止を提案する。そして一次拠点が当初の二次拠点の役割も含めた役割を果たすための作業体制と,それらに必要な機材をどのように準備するべきか,またそのためにはどのような情報が必要か,支援側と受援側が不足情報をどのようにして補うべきかを検討する。さらには,二次拠点を廃止した場合の市町村の役割に言及する。(著者抄録)
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分類 (1件):
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都市問題,都市防災 
引用文献 (15件):
  • 中央防災会議防災対策推進検討会議 南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ(2013).南海トラフ巨大地震の被害想定について(第二次報告)資料2-1.全国の様相,2-10.
  • 中央防災会議幹事会(2015).南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画.第5章物資調達に係る計画.
  • 土木計画学会熊本地震調査報告(2016).緊急支援物資の供給.物流(緊急支援物資供給)の課題.
  • 福岡市(2016).福岡市被災地支援活動レポート.福岡市が行った自己完結型支援とは.平成28年熊本地震.
  • 市川斉(1998).物資が来たぞう!!考えたぞう!!第二刷.筒井書房.
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