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J-GLOBAL ID:201702257983488242   整理番号:17A0953674

ポルトガルの5地域でのオウシュウアカマツでの木材密度構成部の木材内および木材間変動

Within and between-tree variation of wood density components in Pinus sylvestris at five sites in Portugal
著者 (10件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 511-526  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: C0118A  ISSN: 0018-3768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本報の目的は,1)ポルトガル(その天然分布の最南西限界である)で産生されたオウシュウアカマツ材の特徴が,他の欧州域で産生された木材と異なるか否かを見出し,2)ポルトガル産生のオウシュウアカマツ材が,ポルトガルでの樹脂を含めた主な木材供給源であるカイガンマツと異なるか否かを評価することであった。そのため,ポルトガルの5地域からの100本の成木内および成木間の密度分布を,X線ミクロ濃度測定技法を使って評価した。その結果,ポルトガルのオウシュウアカマツは,北部ヨーロッパ地域でのそれらより良好な直径生長とより高密度の木材である,ことを示していた。ポルトガル産の立木内では,より北部高地の地域がより高密度の木材を産生していた。密度構成部では,地域内での差異は秋材でより顕著であり,一方樹木/地域間での差異は早材でより著しかった。これ等の事実は,早材特性でのより高い遺伝的制御そして秋材構成部の環境的/気候的影響への依存性を帰納していた。生育構成部では,樹体/年輪効果が部位効果よりも顕著であった。他の欧州域に比べて,ポルトガル産のオウシュウアカマツは良好な木材品質(より高密度および大きな年輪幅)を示した。しかし,ポルトガルのカイガンマツに比べて,それは相対的により低密度でそして同じか相対的に低い放射状生育であった。オウシュウアカマツは,今後のポルトガル山岳地域の森林再生用に適した解決策になり得るであろう。
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分類 (4件):
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質量,密度,比重の計測法・機器  ,  木材の性質・構造  ,  測樹学  ,  その他のホログラフィー 
タイトルに関連する用語 (5件):
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