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J-GLOBAL ID：201702258022818112   整理番号：17A1433699

葉損傷のタイミングは,山地ヤマヨモギ(Artemisia tridentata)における将来の植食性に影響を与える【Powered by NICT】

The timing of leaf damage affects future herbivory in mountain sagebrush (Artemisia tridentata)

著者 (1件)： McMunn Marshall S. (Department of Entomology and Nematology, University of California, One Shields Avenue, Davis, California, 95616, USA)
資料名： Ecology  (Ecology)
巻： 98  号： 8  ページ： 1996-2002  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0526A  ISSN： 0012-9658  CODEN： ECOLAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの植物は防御形質の発現増加による植食性に応答する。植物の防御応答は,植物状態,季節性,および日中の時間に依存して変化する。現場研究が不足しているため,防御応答の時間的変動は生態学的共同体内植食性の将来の速度を変える可能性があるかは不明である。一連の模擬草食実験では,山地ヤマヨモギ(Artemisia tridentata ssp.vaseyana)における葉損傷のタイミングは,将来の植食性にどのように影響するかを定量化した。同一葉損傷処理は12時間窓に印加した草食動物ダメージに対する応答の有効性を三種類の相互作用の時間スケール:日周,季節,年に沿ってどのように変化するかを試験することであった。ヤマヨモギにおける植食性に対する誘導抵抗性を示すいくつかの研究とは対照的に,将来の植食性の予防は三年間のうちの1年間における夏季午後葉損傷後にのみ検出された。これらの知見は,実験的葉損傷のタイミングは現場植物防御誘導研究の変動性に寄与する多くの因子の一つであることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 動物 ,  経時変化 ,  相互作用 ,  生態学 ,  *山岳地 ,  *ヨモギ属 ,  *植食性 ,  夏
準シソーラス用語： 誘導抵抗性 ,  草食動物 ,  時間窓 ,  季節性 ,  防御応答 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： Artemisia tridentata ,  日常タイミング ,  日周変動 ,  植食性 ,  誘導された防御 ,  植物防御 ,  植物-動物相互作用

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 葉 ,  損傷 ,  山地 ,  ヨモギ ,  Artemisia ,  植食性