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J-GLOBAL ID：201702258036760694   整理番号：17A0997749

Escherichia coliバイオフィルムにおける異種蛋白質生産:高細胞密度培養の非従来型【Powered by NICT】

Heterologous protein production in Escherichia coli biofilms: A non-conventional form of high cell density cultivation

著者 (2件)： Gomes L.C. (LEPABE-Department of Chemical Engineering, Faculty of Engineering, University of Porto, Portugal) ,  Mergulhao F.J. (LEPABE-Department of Chemical Engineering, Faculty of Engineering, University of Porto, Portugal)
資料名： Process Biochemistry  (Process Biochemistry)
巻： 57  ページ： 1-8  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0250B  ISSN： 1359-5113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大腸菌は組換蛋白質生産に適した宿主の一つであり,生物膜研究のための優れたモデルとして認識されている。この細菌の高細胞密度培養(H CDC)は従来の高細胞密度浮遊培養の挑戦のいくつかを共有する,生物膜中で成長する魅力的な体積生産収率と細胞可能にする。本研究では,組換プラスミドからのモデル蛋白質,増強緑色蛍光蛋白質(eGFP)を発現するE.coli JM109(DE3)生物膜細胞の生産可能性を評価した。同じプラスミドバックボーンを持つが,eGFP遺伝子を欠く対照株は生物膜形成に及ぼす異種蛋白質生産の影響を評価した。結果はバイオフィルム細胞から特異的なeGFP生産はプランクトン状態よりも約30倍高いことを示した。eGFP発現細胞は対照細胞と比較して強化された生物膜形成を示した。体積生産値は同じ蛋白質と以前に報告されたものより2倍高く,可溶性蛋白質の生産において,通常H CDCにより得られるものの範囲内であった。得られた細胞密度は,従来のH CDC(0.5倍)より低いが,この新しいシステムは,培養条件の最適化後に改善したと考えられる良好な生産値に達した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 最適化 ,  懸濁培養 ,  *大腸菌 ,  遺伝子 ,  *細胞密度 ,  プラスミド ,  *生物膜 ,  組換タンパク質 ,  培養条件 ,  *タンパク質
準シソーラス用語： バイオフィルム形成 ,  EGFP ,  *高細胞密度 ,  *異種蛋白質生産 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Escherichia coli ,  異種蛋白質発現 ,  高細胞密度培養 ,  生物膜反応器

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (5件)： Escherichia ,  バイオフィルム ,  異種蛋白質生産 ,  高細胞密度 ,  培養