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J-GLOBAL ID：201702258079204240   整理番号：17A1046920

Arundo donax L.におけるクロムストレスに対する選択された遺伝子の転写応答

Transcriptomic responses of selected genes against chromium stress in Arundo donax L.

著者 (7件)： SHAHEEN Shahida (COMSATS Inst. of Information Technol., Abbottabad, PAK) ,  AHMAD Rafiq (COMSATS Inst. of Information Technol., Abbottabad, PAK) ,  JIN Wang (Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai, CHN) ,  MAHMOOD Qaisar (COMSATS Inst. of Information Technol., Abbottabad, PAK) ,  IQBAL Akhtar (COMSATS Inst. of Information Technol., Abbottabad, PAK) ,  PERVEZ Arshid (COMSATS Inst. of Information Technol., Abbottabad, PAK) ,  SHAH Mohammad Maroof (COMSATS Inst. of Information Technol., Abbottabad, PAK)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 99  号： 5-6  ページ： 900-912  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物は外部からの金属由来ストレスに対してそれぞれ異なった耐性のメカニズムを有している。竹類のダンチク(Arundo donax)は厳しいストレス条件下で生育するバイオマス資源として注目されている。本報では,異なる濃度のクロム曝露に対して応答するダンチクの遺伝子発現およびその防御機構を検討した。それらは,細胞膜の酸化損傷を防ぐグルタチオンレダクターゼ(GR),カロチノイドヒドロキシラーゼ(CR)転写因子(bHLH),インドール-3-酢酸生合成に関わるアミダーゼなどの関連遺伝子である。その結果,クロムストレスに対してGR,CRは一定濃度まで増加し,その後低下した。bHLHは不変,アミダーゼ遺伝子はある濃度以上で増加した。クロムストレスに対してGRとアミダーゼ遺伝子が過剰発現し,耐性を促進し,バイオマス蓄積を増加することが示された。

シソーラス用語： *竹類 ,  アミダーゼ ,  *クロム ,  転写【遺伝】 ,  *遺伝子 ,  ストレス ,  *遺伝子発現 ,  耐性 ,  グルタチオンレダクターゼ ,  対供与体オキシゲナーゼ ,  バイオマス ,  転写因子 ,  植物生理 ,  カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *Arundo donax ,  *ストレス応答遺伝子 ,  重金属ストレス ,  酵素遺伝子 ,  重金属耐性 ,  カロチノイドヒドロキシラーゼ ,  植物バイオマス ,  過剰発現

分類 (4件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (1件)： インドール-3-酢酸

タイトルに関連する用語 (6件)： Arundo ,  クロム ,  ストレス ,  遺伝子 ,  転写 ,  応答