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J-GLOBAL ID：201702258096152612   整理番号：17A1704225

ガーネットのスペクトル反射率(0.35 2.5 μm)特性:リモートセンシング検出と特性化のための意味【Powered by NICT】

Spectral reflectance (0.35-2.5 μm) properties of garnets: Implications for remote sensing detection and characterization

著者 (8件)： Izawa M.R.M. (Department of Geography, University of Winnipeg, Winnipeg, MB R3B 2E9, Canada) ,  Izawa M.R.M. (Institute for Planetary Materials, Okayama University-Misasa, 827 Yamada, Misasa, Tottori 682-0193, Japan) ,  Cloutis E.A. (Department of Geography, University of Winnipeg, Winnipeg, MB R3B 2E9, Canada) ,  Rhind T. (Department of Geography, University of Winnipeg, Winnipeg, MB R3B 2E9, Canada) ,  Mertzman S.A. (Department of Earth and Environment, Franklin and Marshall College, Lancaster, PA 17604-2615, USA) ,  Poitras Jordan (Department of Geography, University of Winnipeg, Winnipeg, MB R3B 2E9, Canada) ,  Applin Daniel M. (Department of Geography, University of Winnipeg, Winnipeg, MB R3B 2E9, Canada) ,  Mann P. (Department of Geography, University of Winnipeg, Winnipeg, MB R3B 2E9, Canada)
資料名： Icarus  (Icarus)
巻： 300  ページ： 392-410  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0552B  ISSN： 0019-1035  CODEN： ICEXA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 主要ざくろ石端成分:アルマンディン(Fe~2+-3Al_2Si_3O_12),アンドラダイト(Ca_3Fe~3+-2Si_3O_12),グロシュラー(Ca_3Al_2Si_3O_12),パイロープ(Mg_3Al_2Si_3O_12),スペッサルティン(Mn~2+-3Al_2Si_3O_12),およびウバロバイト(Ca_3Cr~3+-2Si_3O_12)の同定のためのスペクトル反射率の有用性を60ガーネットの試料を用いて研究した。以前の研究と共に,試料の組成と構造のデータを用いて,それらのスペクトル反射率特性を制御する機構を明らかにした。種々の陽イオン置換は,種々の光学活性カチオンの存在を決定し,ガーネットタイプを識別に役立つことができる異なるスペクトル特性をもたらした。は異なる波長領域はガーネットの異なる組成と構造特性に敏感であることが分かった。Fe~2+および/またはFe~3+を含む結晶場吸収はここで調べたガーネット鉱物中のスペクトル特徴の大部分の原因である。も他のカチオンと機構に関連するスペクトル特徴と,Fe~2~+Fe~3+とFe~2~+Ti~4+原子価間電荷移動である。可視波長領域である種々のカチオン,特に,Fe(とその酸化状態),Ti~4+,Mn~2+およびCr~3+の存在の同定に有用である。アンドラダイト,スペサルティン,ウバロバイトの場合,可視領域吸収バンドは,それぞれを区別する主要カチオンと関連しているという意味で,これらガーネットの特性:~[6]スペッサルティンのアンドラダイト,~[8]Mn~2+Fe~3+,と~ウバロバイトの[6]Cr~3+であった。グロシュラーのために,少量のFe~3+の存在は,0.370μmと0.435μm付近の吸収ピークが観測された。これらのバンドは,パイロープ-アルマンディンスペクトル,これは一般的に付加的な吸収バンドを有するにも見られ,Fe~2+の存在に起因した。天然ガーネットの十二面体部位中のFe~2+の共通の存在は,1.3年,1.7年,および2.3μm領域で三にFe~2+スピン許容吸収バンドを与え,ここで研究した全てのFe~2+を含むガーネットの強いスペクトルフィンガープリントを提供した。Mn~2+を含むガーネットは~[8]Mn~2+に起因する付加的な可視(~0.41 μm)スペクトルの特徴を有している。Cr~3+を含むガーネット,スピン禁制~[6]Cr~3+遷移に起因する~0.7μm付近の二の強い吸収バンド,0.4 0.41μmと0.56 0.62μm近傍~[6]Cr~3+スピン許容特徴,および0.41と0.68μmの~[6]Cr~3+スピン許容遷移を示した。要約では,一般的なケイ酸塩ガーネットスペクトルは多くの他の造岩けい酸塩とは異なり,1ガーネット種から他の種においてスペクトル的に異なることができる。鉄はガーネットのスペクトル特性を支配し,鉄の結晶学的サイトと酸化状態は両ガーネット反射率スペクトルに影響する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *リモートセンシング ,  反射スペクトル ,  *キャラクタリゼーション ,  ケイ酸塩 ,  鉄 ,  結晶場 ,  *スペクトル ,  原子価 ,  *ざくろ石 ,  カチオン ,  吸収バンド ,  *反射率 ,  電荷移動 ,  構造特性
準シソーラス用語： 酸化状態 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 反射率分光法 ,  ガーネット ,  リモートセンシング

分類 (1件)： 珪酸塩鉱物  (DE08030A)

タイトルに関連する用語 (6件)： ガーネット ,  スペクトル ,  反射率 ,  リモートセンシング ,  特性化 ,  意味