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J-GLOBAL ID:201702258101975918   整理番号:17A1040772

Wasabia koreanaの投与はザイモサン誘発マウスモデルにおける過敏性腸症候群様症状を改善する

Administration of Wasabia koreana Ameliorates Irritable Bowel Syndrome-Like Symptoms in a Zymosan-Induced Mouse Model
著者 (12件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 474-484  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: W2343A  ISSN: 1096-620X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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下痢が優勢な過敏性腸症候群(IBS)様症状を呈する結腸ザイモサン注射したマウスモデルを使用して,IBSに対するWasabia koreana(WK)の効果を評価した。WKの経口投与により,便のスコアが有意に減少し,結腸の長さおよび体重変化が抑制され,食物摂取に影響を与えずに体重減少が最小限に抑えられた。WK投与マウスでは,結腸の粘膜下肥厚および上皮内層が阻害され,ナイーブマウスと同様であった。肥満細胞の浸潤および結腸腫瘍壊死因子αレベルが顕著に抑制された。これらの効果は,抗炎症薬であるスルファサラジンの効果に匹敵した。抗うつ薬であるアミトリプチリンと比較して,内臓疼痛関連行動の数は有意に減少し,高架式十字迷路およびオープンフィールド試験で測定された運動活動は,用量依存的にWKによって有意に増加した。また,これらの変化は脳におけるFosB2発現の減少を伴う。これらのデータは,WKが炎症性下痢および神経活動に作用することを示している。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器作用薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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