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J-GLOBAL ID：201702258189889008   整理番号：17A1438209

表面増強Raman散乱における幾何学的増強の波長と屈折率依存性【Powered by NICT】

Wavelength and refractive index dependence of the geometrical enhancement in surface-enhanced Raman scattering

著者 (5件)： Perera M. N. M. N. (Centre for Quantum and Optical Science, Swinburne University of Technology, Hawthorn, Victoria, 3122, Australia) ,  Gibbs W. E. K. (Centre for Quantum and Optical Science, Swinburne University of Technology, Hawthorn, Victoria, 3122, Australia) ,  Juodkazis S. (Centre for Micro-Photonics, Swinburne University of Technology, Hawthorn, Victoria, 3122, Australia) ,  Stoddart P. R. (Centre for Quantum and Optical Science, Swinburne University of Technology, Hawthorn, Victoria, 3122, Australia) ,  Stoddart P. R. (ARC Training Centre in Biodevices, Swinburne University of Technology, Hawthorn, Victoria, 3122, Australia)
資料名： Journal of Raman Spectroscopy  (Journal of Raman Spectroscopy)
巻： 48  号： 9  ページ： 1182-1189  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0305C  ISSN： 0377-0486  CODEN： JRSPAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面増強Raman散乱(SERS)の全体的な増大は電磁的及び化学的効果の組合せに起因すると考えられる。しかし,SERSに関連する様々な追加的強調は,励起方向と薄膜干渉のような幾何学的因子から生じることが報告されている。ここでは,幾何学的に増強されたSERS信号の波長と屈折率依存性を理論と実験により調べた。ガラスとサファイア基板上に熱蒸着したAg島状薄膜の上にチオフェノールの単分子層を,モデル系として解析した。Mueller行列偏光解析法で測定したナノ構造金属膜の有効光学定数を金属膜-基板界面の境界で生じる増強されたSERS信号を予測する電場モデルに使用した。SERS実験測定は理論モデルと広く一致し幾何学的に強化した信号を示すことを見出し,両方の基質に対して三以上にピークを持つ付加的な増強であった。有効光学定数を注意深く制御することによりプラズモン構造の設計光ファイバプローブまたは観測窓のような透明基板上のSERSセンシングのための増加した増強因子につながる可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *屈折率 ,  光ファイバセンサ ,  金属薄膜 ,  Mueller行列 ,  *幾何学 ,  光学定数 ,  *表面増強Raman散乱 ,  偏光解析法 ,  真空蒸着 ,  *波長 ,  プラズモン ,  ナノ構造 ,  電場 ,  単分子層
準シソーラス用語： 理論モデル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 表面増強Raman散乱 ,  励起幾何学 ,  Fresnel方程式 ,  信号増強 ,  有効光学定数

分類 (2件)： 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T) ,  固体プラズマ  (BM02160W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面増強Raman散乱 ,  幾何学 ,  増強 ,  波長 ,  屈折率 ,  依存性