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J-GLOBAL ID:201702258210952674   整理番号:17A1187920

腎同種移植片レシピエントにおける移植後蛋白尿の重症度とアンジオポイエチン様4の遺伝的多型との関連性【Powered by NICT】

Association of genetic polymorphisms of angiopoietin-like 4 with severity of posttransplant proteinuria in kidney allograft recipients
著者 (7件):
資料名:
巻: 40  ページ: 35-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2027A  ISSN: 0966-3274  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白尿は糸球体障害の特徴である,持続性蛋白尿は腎臓移植患者における移植片不全と関連している。最近,循環アンジオポイエチン様4(ANGPTL4)のレベルはヒトネフローゼ症候群患者,ANGPTL4は蛋白尿を軽減するための原因で上昇することが知られている。本研究の目的は,臨床因子の効果と腎移植後の蛋白尿に対するANGPTL4の遺伝的多型を決定することである。St.Vincent医療センターにおける2008年から2012年の400腎移植患者のうち282患者を後向き研究デザインで検討した。蛋白尿のレベルは,クレアチニン比ランダム尿蛋白質で測定し,二群(1群:UPC<500mg/日,2群:≧500mg/日)に分けた。ANGPTL4遺伝子(rs1044250,rs2278236,rs116843064,rs11672433,rs4076317)の一塩基多型は配列特異的プライマーを用いたリアルタイムPCRにより決定した。多彩な臨床因子の中で,遅延移植片機能,mTOR阻害剤使用と魚油使用のみが移植後蛋白尿と有意に関連した。試験した患者の蛋白尿に関してANGPTL4(rs1044250,rs2278236)の遺伝的多型におけるで統計的相違を見い出した。rs1044250(C/T,T228M,ミスセンス変異)対立遺伝子は,複数の有意差(グループ1対2群:C対TでOR=1.893,CI=1.322 2.710,p<0.001)を示した。同様の傾向は統計的有意差(グループ1対2群:対G:OR=0.620,CI=0.443 0.867,p<0.005)とrs2278236(A/G)対立遺伝子で見られた。多重ロジスティック回帰により,rs1044250は中等度/重篤な蛋白尿(p=0.021)の有意な危険因子であった。本研究はANGPTL4遺伝子におけるrs2278236のrs1044250とG対立遺伝子のC対立遺伝子の存在は,腎移植患者における中等度/重度蛋白尿のより高いリスクと関連していることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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泌尿生殖器の診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  泌尿生殖器の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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