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J-GLOBAL ID:201702258219986854   整理番号:17A1063771

長期低塩分ストレス下のバナメイエビLitopenaeus vannameiからの肝膵臓の比較プロテオーム解析【Powered by NICT】

Comparative proteome analysis of the hepatopancreas from the Pacific white shrimp Litopenaeus vannamei under long-term low salinity stress
著者 (6件):
資料名:
巻: 162  ページ: 1-10  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Litopenaeus vannameiは甲殻類における浸透圧調節機構を研究するために典型的な広塩性十脚モデルである。プロテオミクスは対照塩分(25psu)と比較して低塩分ストレス(3psu)で肝膵臓で特異的に発現する蛋白質を同定する定量的に高速液体クロマトグラフィー-質量分析における逆相と共に相対及び絶対定量のための等圧タグを用いて行った。533の蛋白質および84の差次的発現蛋白質は慢性的に低塩分ストレス下で1.2倍カットオフ値58蛋白質を含む同定した。これら蛋白質の中で,26個は上方制御され,32はダウンレギュレートされた。58の差次的発現蛋白質のうち48はUnirotデータベースで注釈付けし,KEGG解析による38経路にマッピングした。これらの蛋白質は,エネルギー代謝,シグナル伝達,免疫および解毒,脂質および蛋白質代謝経路に分類した。より活性糖代謝,正応答解毒経路,免疫抑制および正浸透圧調節は低塩分ストレス下でL.vannameiにおいて同定した。本研究は,慢性的に低塩分ストレス下で,L.vannameiは特に糖代謝からのエネルギーのための低免疫と高い需要を示したことを示唆した。シグナリング伝達経路,特にWntシグナル伝達経路は塩分適応の過程に関与していたが,詳細な機構は更なる研究を必要とする。本研究では,L.vannamei,塩分ストレスへの甲殻類のプロテオーム応答に関する最初の報告であった低塩分への適応の基礎となる機構を明らかにするためにプロテオミクスを用いて研究した包括的生理学的反応。低塩分ストレス下の肝膵臓に広範なプロテオーム研究は,低塩分へのこの広塩性甲殻類種の適応機構への新しい洞察を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  生物学的機能 

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