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J-GLOBAL ID：201702258222775978   整理番号：17A0269903

魚類の耳石を用いて季節的に解明された環境再構成

Seasonally resolved environmental reconstructions using fish otoliths

著者 (7件)： IZZO Christopher (Univ. Adelaide, SA, AUS) ,  DOUBLEDAY Zoe A. (Univ. Adelaide, SA, AUS) ,  GRAMMER Gretchen L. (Univ. Adelaide, SA, AUS) ,  GRAMMER Gretchen L. (South Australian Res. and Dev. Inst., SA, AUS) ,  DISSPAIN Morgan C.F. (Univ. Adelaide, SA, AUS) ,  YE Qifeng (South Australian Res. and Dev. Inst., SA, AUS) ,  GILLANDERS Bronwyn M. (Univ. Adelaide, SA, AUS)
資料名： Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences  (Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences)
巻： 74  号： 1  ページ： 23-31  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： H0491A  ISSN： 0706-652X  CODEN： CJFSDX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： カナダ (CAN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： black bream(Acanthopagrus butcheri,タイ科)の季節的に決められる化学的な年代学を構築するのに混合効果モデルが適しているか検討した。混合効果モデルによって季節的な元素データ,生物学的及び環境の分析が可能である。オーストラリア南部に生息するblack breamは成長は遅いが寿命が長く,耳石元素濃度と環境条件の関係は良く知られている。2008~2013年にMurray川エスチャリーで採取したblack bream114尾について連続的季節的な耳石のBa:Ca及びSr:Caの化学的年代学を構築した。年代の幅は1997~2013年で,同エスチャリーにおける旱魃や洪水という水文学的に極端な時期を含んでいた。耳石のSr:Ca混合効果モデルは季節による変動をほとんど示さず,変動の大部分は個体差によって説明された。ランダム季節期間が耳石Ba:Caにおける変動の大部分を説明したが,このことは高度の個体変動を伴う強い環境シグナルを示している。本研究は過去の10年以上にわたる環境条件の再構成に耳石が利用できることを示した。

シソーラス用語： 再構成 ,  *魚類 ,  *平衡石 ,  季節的変動 ,  *タイ科 ,  水文学 ,  *バリウム ,  *ストロンチウム ,  *カルシウム ,  *生体成分分析
準シソーラス用語： 環境構造 ,  *耳石 ,  年代学 ,  Acanthopagrus butcheri ,  *black bream ,  *生体成分 ,  *環境条件

分類 (3件)： 動物の生化学  (EJ01050P) ,  魚類  (FH02020K) ,  動物に対する影響  (EE04040K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 魚類 ,  耳石 ,  季節 ,  環境 ,  再構成