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J-GLOBAL ID：201702258303986971   整理番号：17A1309435

モジュラー型伸縮装置溶接部のルート疲労破壊の防止

PREVENTING ROOT FATIGUE FAILURE OF WELDED JOINTS IN MODULAR TYPE EXPANSION DEVISES

著者 (4件)： 山崎信宏 (法政大 大学院デザイン工学研究科) ,  森猛 (法政大) ,  原田孝志 (日本鋳造) ,  石山昌幸 (日本鋳造)
資料名： 鋼構造論文集  (Steel Construction Engineering)
巻： 24  号： 95  ページ： 69-78  発行年： 2017年09月26日 
JST資料番号： L5269A  ISSN： 1880-9928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道路橋のモジュラー型伸縮装置でミドルビームに曲げが作用する場合を対象とし,ルート疲労破壊を防止できる部分溶け込み溶接の詳細について検討した。止端部形状の異なる隅肉溶接試験体を用いた疲労試験と有効切欠き応力を求めるための応力解析を行い,伸縮装置M溶接部の疲労破壊の起点特定への有効切欠き応力概念の適用性を検証した。溶接脚長と溶け込み深さ,止端の曲率半径をパラメータとして応力解析を行い,ルート疲労破壊を防止できる溶接詳細を提示した。M溶接部の疲労破壊の起点は,有効切欠き応力概念により概ね特定できることが判明した。溶接脚長と溶け込み深さを大きくすることにより,M溶接部のルート疲労破壊を防止できると分かった。

シソーラス用語： 道路橋 ,  *伸縮装置 ,  溶接部 ,  疲れ試験 ,  溶接割れ ,  *疲れ破壊 ,  *溶接 ,  応力解析 ,  深さ ,  溶込 ,  *部分溶込み溶接 ,  溶込深さ ,  ルート割れ ,  解析
準シソーラス用語： ルート破壊

分類 (2件)： 構造細目,橋梁付帯設備  (RC06070M) ,  溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (9件)：

• [1] 日本道路協会:道路橋示方書・同解説,I共通編II鋼橋編,丸善,平成24年3月.
• [2] 日本道路協会:道路橋示方書・同解説,V耐震設計編,丸善,平成24年3月.
• [3] 日本道路ジョイント協会:伸縮装置設計の手引き,2014年7月.
• [4] 上毛新聞社:上毛新聞(ジョイント外れ路面に10台乗り上げパンク関越道が7時間通行止め昭和の永井川橋),2002年3月26日.
• [5] 伏屋和樹,竹市雅人,山田健太郎:ビーム型伸縮装置の溶接部の疲労試験,構造工学論文集,Vol.60A,pp.642-650,2014年3月.

タイトルに関連する用語 (3件)： 伸縮装置 ,  溶接部 ,  疲労破壊