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J-GLOBAL ID:201702258322801197   整理番号:17A1242964

チトクロームP4502B6多型とエファビレンツ誘導中枢神経系症状:ANRS ALIZE試験のサブスタディ【Powered by NICT】

Cytochrome 2B6 polymorphism and efavirenz-induced central nervous system symptoms : a substudy of the ANRS ALIZE trial
著者 (14件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 537-545  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2599A  ISSN: 1464-2662  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チトクロームP450(CYP)2B6遺伝子における【目的】一塩基多型はエファビレンツ薬物動態の高い個人間変動と関連している。しかし,エファビレンツ誘導中枢神経系(CNS)症状の発生とCYP2B6多型の関係に関する臨床データは限られている。【方法】,ANRS ALIZE試験の設定におけるエムトリシタビン,ジダノシン,エファビレンツ含有レジメンに切り替えたプロテアーゼ阻害剤レジメンに抑制されウイルスHIVに感染した成人におけるCYP2B6(516 G>T),CYP3A5(6986 A>G)とATP結合カセット,サブファミリーB,メンバー1(ABCB1)(2677G>T/Aと3435C>T)遺伝子の四種類の多型性を分析した。Kaplan-Meier法とCox回帰分析は,スイッチング後48か月までエファビレンツ血漿レベルとCNS事象との関連を調べるために用いた。年齢中央値41歳,男性の87%,85%白人した191例,【結果】合計を本研究に登録した。変異対立遺伝子頻度はCYP2B6516,CYP3A5392,ABCB12677とABCB13435のそれぞれ0.49,0.93,0.59と0.63であった。正中エファビレンツ血漿濃度(MEPC)は,2.2mg/L[四分位範囲(IQR)1.7 2.8mg/L]であり,欠乏CYP2B6516T患者で有意に高かった。全体として,242のCNS事象は104名(54%)で報告された。相関はMEPCとCNS事象の間では認められなかった。最初のCNS事象の発生はCYP2B6516G/G遺伝子型対CYP2B6516T遺伝子型[50%(IQR: 40 60%)対66%(IQR: 56 75%);P=0.02]患者で低かった。調整したCox回帰モデルでは,変異体CYP2B6516T対立遺伝子(相対リスク1.4[95%CI0.99 2.1];P=.06)のキャリア間の最初のCNSイベントの高リスク,非キャリアと比較して傾向が認められた。【結論】欠損CYP2B6516T対立遺伝子は,より高い血漿エファビレンツ薬物濃度とより頻繁な中枢神経系症状と関連している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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遺伝子の構造と化学  ,  分子遺伝学一般  ,  集団遺伝学 
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