文献
J-GLOBAL ID:201702258373083761   整理番号:17A0790750

対応するチタノセン-(η2-エテン),又は(η2-アルキン)錯体の水素化におけるデカメチルチタノセンヒドロド中間体と嵩高い補助配位子の影響

Decamethyltitanocene hydride intermediates in the hydrogenation of the corresponding titanocene-(η2-ethene) or (η2-alkyne) complexes and the effects of bulkier auxiliary ligands
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号: 25  ページ: 8229-8244  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
チタノセン[Cp*2Ti](Cp*=η5-C5Me5)とその誘導体[Cp*(η51-C5Me4CH2)TiMe]と[Cp*2Ti(η2-CH2=CH2)]の過剰な水素との室温と1bar以下の圧力での反応の1H NMR研究は,有機金属試薬に依存してジヒドリド[Cp*2TiH2](1)の生成とメタン,又はエタンのいずれかの同時の放出を示した。その後の[Cp*2TiH](2)を与える(1)の遅い減衰が,その場生成するチタノセンによって仲介され,水素の圧力によって制御された。水素の存在下で新鮮な[Cp*2Ti]のヘキサン溶液のエバポレーションによって得られる結晶性生成物は,単位胞の非対称部中の(1)の2つの独立した分子,又は(1)と[Cp*2Ti]の2:1の比からなる共結晶のいずれかを含んだ。室温で実施されたアルキン錯体[Cp*2Ti(η2-R1C≡CR2)](R1=R2=Me,又はEtの水素添加は,アルカン類R1CH2CH2R2を与え,水素除去の後,(2)が定量的な収率で形成された。立体的にかさ高い置換基R1=Me,又はPh,R2=SiMe3,及びR1=R2=Ph,又はSiMe3を含むアルキン錯体,特にビス(トリメチルシリル)アセチレンの成功裏の水素化は,高温(70-80°C)と長い反応時間を要した。これらの条件下での(2)の生成過程で過度的な(1)が検出されなかった。立体的にかさ高い補助配位子,4η5-C5Me4tBuとη5-C5Me4SiMe3は,対応するチタノセン,[(η5-C5Me4tBu)2Ti]と[(η5-C5Me4SiMe3)2Ti]への二水素の付加を妨害せず,[(η5-C5Me4tBu)2TiH2](3)と[(η5-C5Me4SiMe3)2TiH2](4)をそれぞれもたらした。(1)と対照的に,ジヒドリド(4)は,チタノセンモノヒドリドの生成と共に減衰しなかったが,二水素が除去されるとき,チタノセンに解離した。モノヒドリド[(η5-C5Me4tBu)2TiH](5)と[(η5-C5Me4SiMe3)2TiH](6)が,化合物[(η5-C5Me4tBu)(η51-C5Me4CMe2CH2)Ti]と[(η5-C5Me4SiMe3)(η51-C5Me4SiMe2CH2)Ti]のそれぞれの分子内チタン-メチレンσ-結合への二水素の挿入によって得られた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第4族,第5族元素の錯体 
物質索引 (10件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る