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J-GLOBAL ID:201702258423049926   整理番号:17A1700351

不活性化変異体の哺乳類電位作動型K+チャンネルの結晶構造

Crystal structure of an inactivated mutant mammalian voltage-gated K+ channel
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号: 10  ページ: 857-865  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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電位作動型K+(Kv)チャネルは神経や心臓細胞を含む興奮性細胞において活動電位の再分極相の基礎となる。チャネル活性化ゲートは膜電圧で制御され,ゲートは膜脱分極後に開状態に,過分極後に閉状態になる。しかしながら,脱分極が維持された場合でも活性化ゲートが開状態のままで,大部分のKvチャネルは非導電性状態となり不活性化される。一般的な不活性化の機構には,チャネル蛋白質それ自身あるいはそのβサブユニットのN末端によるチャネルイオン孔の閉鎖を結果とするN型不活性化と,機構的解釈がまだ議論されているC型不活性化がある。N型不活性化を欠くShakerKvチャネルで,第6膜貫通セグメント(S6)のV478W変異が,選択性フィルターの最外部のK+部位をアロステリックに破壊し,不活性化を亢進することを見出した。さらに,同じ変異に持つKv1.2-2.1キメラチャネル結晶構造で,8つのカルボニル酸素原子の形成する最外部のK+部位は疎密でK+イオンの収容は容易ではないと考えられた。これらの構造的知見は哺乳類Kvチャネルで以前確立されたC型不活性化の機能的特徴に一致することを示す。
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