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J-GLOBAL ID：201702258425389878   整理番号：17A0539043

自動車運転中の“ながらスマホ”の影響と危険性の実験検証

Experimental verification of influences and risks of “texting while driving”

著者 (4件)： 尾林史章 (愛知工科大) ,  宮澤俊一 (日本自動車連盟) ,  松井竜太 (JAFメディアワークス) ,  小塚一宏 (愛知工科大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 502(ITS2016 77-91)  ページ： 25-30  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スマートフォン(以下,スマホ)の普及に伴い,自動車運転中に操作する,所謂“ながらスマホ”による事故が多数発生し社会問題となってきた。運転中の“ながらスマホ”の影響と危険性を調査するため,教習所のコースで教習車を使って運転者の運転行動と視線を計測する実験を行った。運転中に,メールアプリ,ゲームアプリ,ハンズフリー装置での通話を行う場合に,発進やウインカーの遅れ,ハンドル操作の不安定,飛び出しの発見の遅れや信号の見落としなどを生じやすく,その危険性が明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *自動車事故 ,  *スマートフォン ,  *リスク分析 ,  運転 ,  *人間行動 ,  視線 ,  *生体計測
準シソーラス用語： *危険性解析 ,  ながらスマホ ,  自動車運転 ,  *視線計測 ,  *運転行動

分類 (3件)： 運転者  (TB01040V) ,  自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (8件)：

• 本田正英, ′′携帯電話等の使用が要因となる事故の分析′′, 第18回交通事故・調査分析研究発表会, (財)交通事故総合分析センター, 2015 https://www.itarda.or.jp/ws/pdf/h27/18_02keitai.pdf
• 小塚一宏,飯田智之,小林一信, ′′アイマークレコーダによる運転中のドライバの視線計測′′, 第6回ITSシンポジウム 2007 proceedings, pp.495-499, 2007
• 尾林史章,小澤慎治,小塚一宏 ′′ドライバの挙動計測による携帯電話使用の影響評価′′, 動的画像処理実利用化ワークショップ(DIA) 2012講演論文集, Mar. 2012
• Fumiaki Obayashi, Shinji Ozawa, Kazuhiro Kozuka: ′′Simultaneous measurement of a driver's behavior, gaze and driving performance, and its application to inattention driving′′, ITS WORLD CONGRESS TOKYO 2013, 2013
• 尾林史章,小林一信,小塚一宏, ′′自転車走行中に携帯電話操作を行う運転者の視線計測′′, 第7回ITSシンポジウム2008 proceedings, pp.37-41, 2008

タイトルに関連する用語 (2件)： 自動車 ,  実験検証