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J-GLOBAL ID：201702258463685815   整理番号：17A1184202

ホルスタインとスウェーデンレッド牛における代謝および生殖応答に及ぼすエネルギーバランスプロファイルの影響【Powered by NICT】

Effect of energy balance profiles on metabolic and reproductive response in Holstein and Swedish Red cows

著者 (11件)： Ntallaris T. (Department of Clinical Sciences, Swedish University of Agricultural Sciences, SLU, Uppsala, Sweden) ,  Ntallaris T. (Centre for Reproductive Biology in Uppsala, CRU, Uppsala, Sweden) ,  Humblot P. (Department of Clinical Sciences, Swedish University of Agricultural Sciences, SLU, Uppsala, Sweden) ,  Humblot P. (Centre for Reproductive Biology in Uppsala, CRU, Uppsala, Sweden) ,  Bage R. (Department of Clinical Sciences, Swedish University of Agricultural Sciences, SLU, Uppsala, Sweden) ,  Bage R. (Centre for Reproductive Biology in Uppsala, CRU, Uppsala, Sweden) ,  Sjunnesson Y. (Department of Clinical Sciences, Swedish University of Agricultural Sciences, SLU, Uppsala, Sweden) ,  Sjunnesson Y. (Centre for Reproductive Biology in Uppsala, CRU, Uppsala, Sweden) ,  Dupont J. (INRA PRC, Nouzilly, France) ,  Berglund B. (Centre for Reproductive Biology in Uppsala, CRU, Uppsala, Sweden) ,  Berglund B. (Department of Animal Breeding and Genetics, Swedish University of Agricultural Sciences, SLU, Uppsala, Sweden)
資料名： Theriogenology  (Theriogenology)
巻： 90  ページ： 276-283  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1189A  ISSN： 0093-691X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究は,初産ホルスタインにおける繁殖成績および血中代謝産物(グルコース,非エステル化脂肪酸(NEFA),インスリン)およびスウェーデンレッド(SRB)牛の分娩前と分娩後期間中に二つの供給濃度の影響を調べた,これらの品種は,分娩後の負のエネルギーバランスに応答する方法の違いの可能性を同定した。放し飼いシステムで飼育された44頭の乳牛(22頭のホルスタイン,22SRB)を研究に含めた。対照群(HE, n=23)は高泌乳牛(ターゲット35kg/日energycorrected牛乳,ECM)の食事を給餌した。より低い摂食強度(LE, n=21)は25kg/日ECMを標的とする 50%濃厚飼料を与えることにより達成された。飼料は分娩予定30日前に実行し,乳牛は分娩後120日間モニターした。乳収率と組成,乾物摂取量(DMI),生体重とボディコンディションスコア(BCS)は毎週エネルギー収支(残差飼料摂取量)を計算するために評価した。血液サンプリングは食事実施の前に開始し,分娩後60日まで2週間毎に繰り返し,月,1回120日までであった。血漿中のグルコース,インシュリンおよびNEFA濃度の分析まで 20°Cに保たれた。混合線形モデルをデータ(SAS 9.3; PROC MIXED)を分析した。ホルスタイン乳牛はSRB牛( 4.7±1.4と 0.9±1.4MJ,それぞれ;P=0.05)より低い平均エネルギーバランスを持っていた。SRB牛は分娩(4.1±0.1と4.2±0.1log,mg/100ml,p<0.05)と比較して120日から 30日のホルスタイン牛より高い(p<0.001)BCS(3.3±0.1)(2.7±0.1)と高い血漿グルコース濃度を有していた。全体として,品種あるいは餌料はNEFA血しょう濃度に影響を及ぼさなかった。しかし,血漿NEFA濃度は分娩前 14日目でホルスタインよりもSRB牛の方が高かった(p=0.09)で,分娩前に既に脂肪組織からの脂質の高い可動化を示唆する傾向があった。対照的に,ホルスタイン牛は,SRB牛(p<0.05)より分娩後14日でより高いNEFAを有していた。繁殖成績(%最初のAIでの妊娠,空胎日数)に及ぼす飼料または品種の有意な影響はなかった。しかし,分娩後21日以内に黄体活性の開始は品種および飼料の相互作用によって影響を受け(p<0.05)であった。これらの結果は,ホルスタイン牛は,SRB牛よりも大幅に乳生産を優先順位付け,バランスのとれた代謝プロファイルを生じることを示す。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 分娩 ,  繁殖行動 ,  *ホルスタイン ,  乳牛 ,  濃厚飼料 ,  *代謝 ,  代謝産物 ,  *エネルギー収支 ,  牛乳 ,  血漿中濃度 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： 非エステル化脂肪酸 ,  ボディコンディションスコア ,  乾物摂取量 ,  繁殖成績 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 乳牛 ,  代謝不均衡 ,  血液代謝産物 ,  遷移期間 ,  繁殖効率

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (7件)： ホルスタイン ,  スウェーデン ,  レッド ,  牛 ,  代謝 ,  生殖 ,  応答